プロフィール
ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



QRコード
QRCODE
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 107人
オーナーへメッセージ

2013年09月09日

崩壊するシステムの中に自己を埋没させるべきではない

崩壊するシステムの中に自己を埋没させるべきではない

「そろそろ会社辞めようかな」と思っている人に一人でも食べていける知識をシェアしようじゃないか。
(山口揚平 アスキーメディアワークス)

うーん。
面白い。
切れ味最高ですよ、山口さん。

幸福にもっとも影響を与える要素は
「(個人の)社会への参画度」と
「(社会の)個人への寛容度」
なのですね。

これって社会じゃなくても会社でも同じかも。
めっちゃ参画しているけど、縛られていないような組織が
好業績だし幸せな職場なのですね~。

日本社会の不幸の源泉は
「個人への寛容度の低さ」だそうです。

なるほどね!
たしかにそうだ。
30代独身女性こそが日本経済の救世主なのに
負け犬女子とかって言われて、職場で全然生かされていない。

まあ、経済がひたすら成長を続けていた
時代はそれでよかったのだけど、
今や、そのモデルが崩壊している。

そして山口さんは言います。

~~~ここから引用

これまでの日本は主に、輸出製造業で「生計」を立ててきました。
国民の多くは何らかの形でこれらの産業に関わる「労働者」でした。
一貫した産業のオペレーションが主役で、
個人はそれを動かす要素に過ぎない。だから集団主義が浸透したのです。

それが今や、産業構造や世界の情勢が変わってしまい、
オペレーションが富を生み出さなくなり、
いまだに残っているのは集団主義的な抑圧構造だけです。

~~~ここまで引用

うむむむ。
うなるね。
スルドい。

ということは、山口さんも言うように、
今は社会のパラダイムの転換点にあり、
この閉塞感はその序章に過ぎないのだと言います。

だから、若者は
現在のレースにそのまま乗るべきではないと山口さんは言います。

「崩壊するシステムの中に自己を埋没させるべきではありません。」

なるほどな。
熱いメッセージ。
ひとりひとりがキャリアを構築していく必要がある時代なのですね。

大学生に伝えたい本、ありました。

同じカテゴリー(就職)の記事画像
コナトゥスを意識する
「就活」と「手紙」
コードネーム「耳をすませば」
「早く進路を決めろ」という呪縛
「機能」としてでなく、「人間」として就職する。
企業も、乗り物
同じカテゴリー(就職)の記事
 やりがいは何か?という愚問 (2020-09-07 06:24)
 コナトゥスを意識する (2019-03-14 16:46)
 「就活」と「手紙」 (2019-01-14 08:21)
 コードネーム「耳をすませば」 (2019-01-13 09:08)
 「就活」というフレームワーク (2018-12-19 07:03)
 「有用かどうか?」という思考の罠 (2018-10-07 11:02)

Posted by ニシダタクジ at 06:57│Comments(0)就職
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。