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ニシダタクジ
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 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2013年10月19日

承認不安の時代にどう生きるか

承認不安の時代にどう生きるか
「認められたい」の正体~承認不安の時代(山竹伸二 講談社新書)

アメリカの心理学者スタンレー・ミルグラムは、
1960年に、人間が権威に服従する心理を調べるため、
通称アイヒマン実験を行った。

結果。
実験に集まれた市民は「教師」という役割を演じるように言われ、
「教授」と呼ばれる人の命令を遂行するように設定された。

学習者が答えを間違えたときに
電気ショックを与えるということを教授の命令により行うことになった。
(実は、俳優が電気ショックを受けている演技をしたいのだが)

すると、予想に反して、
俳優が「ここから出してくれ」と言ったり、苦痛に顔をゆがめるのを見ても、
ためらうことなく電気ショックのスイッチを押した人が多かったと言う。

ここでミルグラムはいう。
「人間は改装の明確な集団のなかに組み込まれると、
良心に基づく個人の意志は抑圧され、自分より高位にある権威に判断をゆだねてしまう」

ドイツのナチス政権下で、
人々が残虐にふるまったのも、
権威の判断に身を委ねてしまったに他ならない。

そして、ここで著者は言う。

それは
「自分の価値を権威に認められたい」
という隠された個人の意志によるのではないか、と。

特にそれが時代の混乱期。
つまり、価値観が揺らいでいるときに起こりやすいということだ。

「認められたい」だから、資格を取る。
「認められたい」だから、名の通った企業に就職したい。

そして、一度階層構造の強いところに入ってしまえば、
そのポジションで上の権威に従うことで「認められたい」を満たすことができる。

なるほど。
これが組織的な不祥事の原因のひとつのあるのかもしれない。

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Posted by ニシダタクジ at 06:38│Comments(0)
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