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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2013年10月28日

ミッションなきブランドは賞味期限がある

ミッションなきブランドは賞味期限がある
「ブランド」(岩田松雄 アスコム)

「ミッション」と合わせて読みたい1冊。
それにしてもシンパチさんのデザインが美しい。
(装丁デザイナーの井上新八さんとサンクチュアリ出版で一緒にやってたことがあります。)

いいですね。
ブランド。

フェイスブックを使った
セルフブランディング
なんてのが流行っているようですが、
ミッションとブランドは表裏の関係にあり、

~~~ここから引用

スターバックスがあなたにとって素敵なコーヒーショップで
あり続ける根本的理由は、
前述したスターバックスの掲げているミッション、

「人々の心を豊かで活力あるものにするために-
ひとりのお客様、一杯のコーヒー、そしてひとつのコミュニティから」

これがお店のパートナーの間に徹底されているからです。
スターバックスは、人々の心を豊かで活力あるものにするために
コーヒーを売っているのであって、決してお金儲けのために
売っているのではありません。

私が敬愛する元スターバックス役員のハワード・ビーハーはこう言っています。

「私たちは人々のお腹を満たしているのではない。心を満たしているのだ。」

このような志があってこそ、
店内の心地よい空気感が生まれ、
それが「スターバックスらしさ」として認知されていきます。

「〇〇らしさ」とは、志があって初めて生まれるものなのです。

~~~ここまで引用

なるほど。
ここにブランディングのポイントがあるのですね。
ミッションとブランドは表裏一体。

だからこそ、
ミッションを感じないブランドには
賞味期限があるのだと感じてしまうのです。

値下げと値上げを巧みに繰り返す
某ハンバーガーショップ。
圧倒的ブランドを得た後、
BSE問題による米国産牛輸入停止から急速に勢いを失った
某牛丼チェーン。

それらは
(もしかしたらミッションがあるのかもしれないけど)
お客さんにとっては、ミッションを感じられないブランド
だったのだろうと思いました。

スターバックスには、言葉ではなく、
パートナー(従業員)に
その志が共有されているのだと岩田さんは言います。

なるほど。
ミッションなきブランドは賞味期限がある。

ここらで、もう一度、というか定期的に
問わなければいけない問い。
「ツルハシブックスらしさとは何か?」
を問いかけることをみんなでしないと行けないなあ。

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Posted by ニシダタクジ at 07:27│Comments(0)
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