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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2013年11月28日

いい本を仕入れて、いい棚をつくる

ブックコーディネーター内沼晋太郎さん×
北書店佐藤雄一さん。

本屋とは何か?
を問い直される熱い時間。

一番シビれた一言は、
佐藤雄一さんの
「いい本を仕入れて、いい棚をつくる」
そこに帰結していくのか?
という問い。

「この本を届けたいんだよ!」と
心底思える本を

本屋さんの真髄を見た。
熱いな、佐藤さん。

内沼さんが
下北沢に開店したB&Bは
新しい「まちの本屋」のカタチを提案している。

毎日イベントを開催。
1500円+1ドリンク
単純に1500円の粗利だとすると、
それは書籍7500円分の粗利と同じだ。

イベントに10人集まるということは、
7500円分の本を持った人がレジに並ぶのと同じだ。

そうやって
店全体で利益率をとって、運営していく。
おそらくこのモデルは、
「まちの本屋」のたくさんの場所で必要となるだろう。

内沼さんの言葉で印象に残ったのは
「本でできることってめちゃくちゃありそうじゃん」
っていう一言。

大学時代に、
雑誌をつくり、本屋に持って行ったときに
店長から本屋の厳しい現実を知る。

その一言が、
内沼さんをブックディレクターに導いた。
本屋業界をなんとかしたい。

そのためには、普段本を読まない人に
いかに本の楽しさを伝えていくか?
内沼さんは洋服屋さんの一角に
本を選んでおくことを始める。

本を読むはずじゃなかった人が本を読んでいる。
そんな瞬間に歓びを感じるのだという。

ゲバラのTシャツの横に
ゲバラ語録があったら、
ゲバラTシャツを着ている自分がちょっと好きになる。

いいなあ。
内沼さんの
「偶然を起こす」チカラは
すごく学びが多かった。

ツルハシブックスに足りないものも見えてきた。

本屋さんの原点
「いい本を仕入れて、いい棚をつくる」
を佐藤さんに改めて気づかせてもらった。

そして内沼さんには、
本の持つチカラ、可能性を拓く喜びを
ワクワクと共に、感じさせてもらった。

いい本屋をつくる。
そこから始めよう。

やっぱり、「本屋」は死なない、ですよね、石橋さん。

いい本を仕入れて、いい棚をつくる
内沼さん&いと本

いい本を仕入れて、いい棚をつくる
石橋さん&佐藤さん

いい本を仕入れて、いい棚をつくる
北酒場、カンパーイ。

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Posted by ニシダタクジ at 06:49│Comments(0)
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