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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2014年02月21日

コスタリカ戦略


「地域の力を引き出す学びの方程式」(山下洋輔 水曜社)

池袋の東京天狼院書店にありました。
ステキな出会いをありがとうございました。


柏で行われている
柏まちなかカレッジが
成り立っていく様子が描かれていて、
とてもワクワクする1冊です。

「まち全体が教室、まちの人が先生」
をモットーに様々な講座を柏市で展開しています。

吉田松陰先生の
「野山獄」エピソードに通じるものがあり、
勝手に同志だと思いました。

たくさんの仲間を集め、
盛り上がっているまちなかカレッジの秘密は、
「コスタリカ戦略」です。

「ない」ことを売りにする方法。
場所がない、有名人を呼ぶのが難しい、専属の職員を雇えない
これは、運営費をかけず、地域の人の力を活用して、
たくさんの人が主体的に関わることができるという方法である。

~~~ここから引用

コスタリカでは、「何もない森」に多くのカナダ人が訪れているという。
なぜカナダ人が訪れるのか、コスタリカの人が不思議に思い調べたところ、
豊かな自然を求めていたと知る。

そこでコスタリカではエコツアーを整備し、
結果その自然は世界遺産に登録されたのだった。
観光収入が増加し、住民は潤った、

住宅にも工業にも、商業にも適さない「なにもない」土地が
観光資源に変わったのだった。

もう一つ、1949年からコスタリカは常設の軍隊を待っていない。
「兵士の数だけ教師を」を合言葉に、軍事予算を教育予算に回し
教育国家に転換したためだ。
このおかげで軍事クーデターは無くなった。
中米紛争の部分的解決にも功績を残したと言えるだろう。

パナマ、ハイチ、ドミニカなども常設軍を持たないのだが、
コスタリカを模範にした部分もあるそうだ。

私は、自然や平和といった
理念を強く打ち出すからこそ、
持たないことを強さに変えられるのだと学んだ。
ここから、この逆転の発想をコスタリカ戦略と命名したのであった。

~~~ここまで引用

なるほど。

そして、柏まちなかカレッジの運営方針次の5つ。

1 個人からの寄付は受けるが、企業などの大口寄付は断る
2 固定費はかけない
3 助成事業は受けない
4 法人格はとらない
5 まちづくりや交流の場であるが、「教育」を活動の柱にすえる

ということで、主体的に人が参加する仕組みを
つくっているのだ。
これはこれからの内野町のまちづくりに非常に参考になる本です。

ワクワクしました。

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Posted by ニシダタクジ at 07:09│Comments(0)
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