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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2014年03月12日

これからのビジネスの価値はどう変わるのか?

「価値がある」とは、いったいなんだろうか?

東日本大震災から3年。
価値観が大きく揺らいでいる、と言われる。

では、これから来る時代に向けて、
ビジネスは何ができるだろうか?

ビジネスとして「新しい」とは何か?
「価値がある」とはなんだろうか?

3年前。
震災真っ只中に、
小さな本屋「ツルハシブックス」はスタートした。
本屋という業界は非常に厳しいと言われる。

利益率の低さ、
雑誌、書籍の販売数の低下、などなど。
本屋を取り巻く状況は厳しい。

では一方、
伸びている本屋とはどんな本屋か?

TSUTAYA、あるいは、ヴィレッジヴァンガード。

これからのビジネスの価値はどう変わるのか?
「ロングエンゲージメント~なぜあの人は同じ会社のものばかり買い続けるのか?」(京井良彦 あさ出版)

によると、
「共感」の時代に必要なのは、

「コンセプト(全体像)」
「ストーリー(物語)」
「デザイン」
だという。

おじさんたちは、
TSUTAYAはDVDレンタルで、
ヴィレッジヴァンガードは雑貨で利益を出しているんでしょう?
と言って、何かわかったような気になってしまう。

TSUTAYAは、社長の言葉を借りれば、
「ライフスタイルを売っている」というコンセプトがあり、

ヴィレッジヴァンガードに来るお客さんが求めているのは、
商品そのものではなく、偶然の出会いやワクワクといった
感性的な価値ではないか。

そして、最近出てきたのは
個人経営の複合書店。
下北沢B&Bは毎日著者などのトークイベントを開催している。

本屋というのは、
プラットフォームとして非常に魅力的だと
始めてみてからわかった。
そこには、本と人の多様性と偶然性があふれているので、
人々が無意識のうちに可能性を感じてしまう空間が出来上がる。

そして、「ワークデザイン」のあの一節
「成長産業はもはや雇用を生まない」

接客しながらお客さんの顔を覚えて次に買う商品を提案した時代は、
「ポテトもいかがですか?」とマニュアル化された後に、
「この本を買った人はこちらの本も買っています」、とコンピューターが
データから自動的に提案する時代になった。

この変化に真剣に向き合うとしたら、
いま、日本海側の小さな地方都市・新潟では、
どんなことを目指すべきなのか?
ビジネスにおける価値とはなんだろうか?
どんな文化を創っていきたいのか?

その大きな絵に向けて、
小さな本屋はどんな役割を果たしていくのか?

「ワークデザイン」によると、
世の中は「消費社会」から「生産社会」へのシフト中
なのだという。

「生理的・尊厳欲求」から「自己実現・貢献欲求」へ。
「消費・勝ち負け」から「生産・共生」の価値観へ。
主役は「大企業」から「個人・チーム」に替わり、
職業数は増え、「大量生産・消費」から「多品種適量生産」へシフトする。

そうなると、
新しいビジネスのスタートは、
「お金」ではなく「コミュニティ(ソーシャルキャピタル)」になっていく。

そんなプラットフォームが必要だとすると、
多機能型の小さな本屋さんというのは、
そのプラットフォームになりうるのではないかと思う。

ツルハシブックスであれば、
その立地条件を生かして、
「農業生産」と「大学生」、「商店街」や「都市型生活者」
などを組み合わせた小さなビジネスを起こしていく場。
それを「本屋」がつないでいく。

そういうのは、想像できるのではないか。

これからのビジネスにおける価値とは何か?
という問いからすれば、
そういうプラットフォームが地域にあるというのは、
大きな価値があると僕は思う。

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Posted by ニシダタクジ at 08:01│Comments(0)
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