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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2014年06月14日

シネウインドという問い

斉藤正行さんとの初めてのトークセッション。
あんまりセッションできず・・・
斉藤さんのメッセージが強烈で
完全に負けてましたね。

いちばんは、
「会員制度」はシステムの問題ではないってこと。

シネウインドを見に来た
他地域の人たちが
「シネウインドは会員制でうまくいっているんだ」
ということを見て、自分たちも会員制度をつくる。

それは上手くいくことはあまりない。
なぜなら、「会員制度」という仕組みに
力があるわけではないからだ。

僕は、話を聞いていて、
シネウインドの、いや斉藤正行のすごさは
「問い続けることにある」と思った。

「シネウインドはオレのものだけどオレのものじゃない。
みんなのものだけどみんなのものじゃない。」

じゃあ、なんだよ?
って言いたくなるのだけど、
それはいいのです。

シネウインドは「問い」なんですね。

僕は昨日、
「効率化をどのように壊していくか?」とか
「当事者をどうやって増やしていくか?」
っていう話をしたのだけど、

まさにそれって
「問い」続けることしかないのかもしれないって思った。

答えを与えてはいけない。
自分が答えを与えるようになってはいけない。
ただ、「問い」続けていくこと。
そして自分で考えて行動してもらうこと。

これがもしかしたら、
もっとも効率的な(笑)当事者の生み出し方なのかもしれないなあ。

ひとりひとりが文化を創る当事者になる。
そのためには、問い続けること。
そんなことを感じた夜だった。

もうひとつ心に残ったのは、
続けていく、と決めることだ。
「半世紀つづける」と最初から言い続けて29年。

だから続いているのだ。
意志のチカラをあらためて認識させられる。

「つづけていく」と決めることで、
カッコ悪いことも受け入れられていく。
そんなカッコよさがあると思った。

最後に北書店の佐藤さんにも
「5万円売り伸ばしませんか?」
という熱いメッセージをもらった。

本屋という棚を通じてのコミュニケーションを
もっともっとやっていくこと。
そこも僕が本屋である理由なのだから、
そこをやっていこう。

とてもよい夜でした。
企画してくれた小林弘樹さん、ありがとう。

ツルハシブックスという「問い」を
世の中に発信し続けようと思いました。

ありがとう。

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Posted by ニシダタクジ at 08:48│Comments(0)学び
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