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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2014年07月12日

本屋のススメ

「本」は絶好のコミュニケーション・ツールだ。

僕はそれを
昨年8月のマイクロライブラリーサミット@大阪府立大で
確信した。

あそこに登壇していた20代の3人のプレゼンが
そろいもそろって、
「本は人と人をつなぐツールだ」
と言い切っていたからだ。

だから、マイクロライブラリーやブックカフェや小さな本屋
の出番だ。

ブックカフェの魅力は、
店主のセレクトする本に共感できること。
マイクロライブラリーの館主(?)や
小さな本屋の店主も同じだ。

そう。
人は、共感したいし、してもらいたい生き物なのだと思う。
僕はいわゆる本好きではなくて、
どちらかと言えば本屋好きなのかもしれない。

子どものころの読書経験があまりないために、
小説の世界に入り込んでいけない。

僕が本屋さんをやったのは、
ヴィレッジヴァンガードの店長の
「郡山にカフェをつくろうと思ってるんです」
の一言が大きかったと思う。

本屋の棚に思いを込めることで、
まちを創っていくことができる。

なんというのかな、
そこに、「美しきメディアの予感」
みたいなのを感じたのだ。

POPを書いて、
「これオススメです!」とするのではなくて、
棚全体から伝わってくるメッセージで
思わず買ってしまうような本屋さんをやりたいなと思った。

一方で、
NPOの出発点でもある、
若者と地域の大人をつなぐ接点としての「場」を
つくりたいという思いがあった。

そして、
「商店街」という場は、
若者のキャリア形成支援の現場として、
非常に魅力的に思えた。

世の中は、経済合理性一色だ。
高度経済成長からのこの50年は、
いや、もしかしたら産業革命以降の200年は、それでもよかった。

しかし。
もはや合理性でモノは売れなくなった。
「薄利多売」モデルは、人口増(消費者増)を
前提として成り立っていたからだ。

いま、それができるとすれば、
それは、他社の売り上げを奪い取ることができる
本屋で言えばアマゾンのような巨大企業だけだ。

これからの会社は、
「合理性ではない何か?」を求められる。
お客さんがそれを欲しているからだ。

その何かとは何か?
これを世の商売人たちは問われているのだと思う。

合理性を追求し過ぎた結果がそうなっているとしたら、
合理性の逆を行くことなのかもしれない。
合理的ではないところの豊かさを求めていくことなのかもしれない。

そういった意味で、
「商店街」という場は魅力的だ。

理由のある少し高めの値段がつけられていて、
合理的ではないコミュニケーションがあふれている。
商店街のある暮らしとない暮らしでは、
生活の豊かさ(QOL)が全然違うように思う。

そんな現場で、
学生たちは感性を磨く。

クランボルツ博士の言う「キャリアドリフト」
に一番大切なのは、「感性」だ。
お客さんの姿や発言から何かを感じ取り、
自分で考えて、行動するときの根拠となる「勘」だ。
これからの企業は間違いなくそんな人材を求めている。

だからこそ「本屋のススメ」だ。

1 本によって人と人がつながりやすい。
2 非合理的な空間を形成しやすい。
3 商店街の人たちとコラボレーションしやすい。

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Posted by ニシダタクジ at 09:55│Comments(0)
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