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ニシダタクジ
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 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2014年08月21日

時期尚早という人は100年たっても時期尚早という

時期尚早という人は100年たっても時期尚早という
「沸騰!図書館~100万人が訪れた驚きのハコモノ」(樋渡啓祐 角川ONEテーマ21)

1日で読んじゃいました。
これは、熱いっす。
志ある若き公務員の方には
必ず読んでほしい1冊です。

公共施設をつくるというのは、尊い仕事だなあと思いました。
そして意志を持ってやり遂げる素晴らしさを学びました。

やぱりツルハシブックスが目指すところは、
「武雄市図書館」のような居心地の良さなのだろうなあ。

この本の終盤に、
「図書館総合展」で実際に言われた
図書館の目的外利用
の話が興味深かった。

武雄図書館は対前年度比で、
来館者数が3.2倍になった。
一方で
図書貸し出し数は1.6倍。

これで成功したと言えるのか?
という批判を受けた。

つまり、スターバックスでコーヒーを飲んだり、
雑誌を立ち読みしたり、新刊本を買ったり。
「目的外利用」が増えている、という意味で、
それは図書館と言えるのか?という批判だ。

これにはビックリした。

目的外利用こそが価値ではないのか?
と僕は思う。

昨年11月、
武雄市図書館にいったときに、
感じたあの空間のチカラ。

2階のデスクから見たとき、
児童書コーナーを左奥に、
手前が図書館、まわりにツタヤ
そのまわりをスターバックスが囲んでいる空間を
見下ろしながら、本を読んだり勉強できたら最高だなあと思った。

あの「さまざまな人が違う目的であの場に共存している」ことこそ、
僕にとっての心地よさだと感じた。

ツルハシブックスも同じだ。
本を選ぶ人
プレゼント用の雑貨を探す人
人と話すために来た人
いろんな人が店内のいたるところで、過ごしていたり、
話していたりする空間こそ、居心地のよさだと思っている。

「目的外利用」

それこそが空間に居心地という価値を生んでいくのだ。

時期尚早という人は100年たっても時期尚早という
「文化の樹を植える~函館蔦屋書店という冒険」

でのCCCの増田社長の一節がよみがえる。

「そして日本最大の書店チェーンとなった責任を胸に、
私はより一層強く思っている‐本を売るつもりはない、と。」

「そこに売られているのは、単なる書籍や雑誌という物体ではない。
私はいつも“提案”を店内に陳列したいのだ。それはこの先も変わらない。」

こうやって、先人たちが、
自分たちの感性を信じて、
反対意見や不安を押し切り、
やり遂げていうこと、それが文化を創っていくということなんだろうなあ。

樋渡市長がいう。
「時期尚早という人は100年たっても時期尚早という。」

誰のための図書館なのか?
何のための図書館なのか?
そのためにどうあるべきか?
を問いかけること。

そこからしか始まらないのだろう。

アツかったっす、「沸騰!図書館」

※ ツルハシブックスに5冊くらい在庫がございます。

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Posted by ニシダタクジ at 07:55│Comments(0)
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