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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2014年08月24日

コミュニケーションから生まれる小さなイノベーション

地域若者チャレンジ大賞2014
北信越ブロック予選の審査員でした。
(審査委員長の大役、ありがとうございました)

ブロック代表に選ばれた
東郷堂の月原くん、全国でも期待しています。

5人のプレゼン中、
いちばん心に残ったのは、
温泉旅館でインターンをした上條さんのエピソード。

お客さんが
「このへんのマップはないの?」
とフロントに言う。
フロントは、いつも出している温泉組合あたりが作った全体のマップを出す。

そこで!
と思った上條さんは
周辺マップを自分で歩いて作り、提出。
いまでもそのマップは温泉旅館におかれている。

それまで、その温泉旅館は、
お付き合い程度に1~2週間のインターンの受け入れ
を行っていただけだった。
あまり期待していない。

上條さんを初めての1か月受け入れ、
生み出すアウトプットによって、
インターンの価値を再確認できたのではないか?と思う。

このような老舗企業にこそ、
インターンが必要なのだと感じた。

大学生の価値は、
「行動力」と「コミュニケーションしやすさ」である。

よく、顧客アンケートや、インタビューなどを
やる企業があるが、
そのときも、紙だけで聞くのか、
社員が聞くのか、大学生のインターンが聞くのか?

で、出てくる答えが変わってくる。
そこから出てくるお客さん像や、
大学生が感じたことを形にすることで、
小さなイノベーションが起こっていく。

そのような
「コミュニケーションから生まれる小さなイノベーション」を
特に老舗企業は求めているのではないか。

大学生の価値は、
「行動力」と「コミュニケーションしやすさ」

そしてそのコミュニケーションした経験は
近い将来、仕事の現場で必ず役立ってくると僕は確信している。

答えは、社長の頭の中ではなくて、現場にあるからだ。

お客さんとコミュニケーションする先に、
次の打ち手が見えてくるからだ。

そんなことを改めて考えさせてくれた
北信越ブロック予選でした。

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Posted by ニシダタクジ at 07:09│Comments(0)日記
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