2014年08月26日
インターンシップというコミュニケーションツール
実践型インターンシップは
なんのために導入するのだろうか?
学生サイドからすれば、
アルバイトでは得られない、
実践型の経験ということになるのだろう。
企業側から見れば、
学生しか出せない成果を
求めることになるのだろう。
よく勘違いされているが、
学生に「斬新なアイデア」や「若者らしい発想」
などを求めるのは無理がある。
ジェームス・W・ヤングの
「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない」
という言葉通り、
アイデアはインプットが多い人から溢れてくる
ようになっているのだから、
普通の大学生が斬新なアイデアを出せるはずはない。
もちろん、子どもの頃からたくさんの本を読破したり、
たくさんのひとり旅や経験を積んでいたとしたら、
大学生でも斬新なアイデアというものが可能になるかもしれないのだが。
だとすると、
企業にとってインターンシップの価値とはなんだろうか?
ここで、1冊の本を思い出す。
「こんなに働いているのになぜ会社はよくならないのか?」(森田英一 PHP)
ちょっとタイトルが
ネガティブなのがツラいのだが、
この本はこれからの企業のあり方に一石を投じる素晴らしい内容だ。
内容については過去ブログでいくつか書いている。
http://hero.niiblo.jp/e216553.html
http://hero.niiblo.jp/e200969.html
あらためて。
コミュニケーションでしかイノベーションは起こらない。
イノベーションのきっかけはコミュニケーションにある。
誰も答えを持っていない時代。
社長が直感で答えを出していくのではなく、
社員同士が、
あるいはお客さんとの対話を通して、
何か新しいものを生み出していかなければならない。
そのために。
実はインターンシップが重要なのではないか、と思う。
「お客さんがなぜ自分の会社を支持しているのか?」
をヒアリングしたり、
大学生が社員と一緒になって、
プロジェクトを担当したり、学生のメンターになったり、
そうすることで、
確実に社内や顧客とのコミュニケーション機会が増える。
その積み重ねが
会社としてのイノベーションを生んでいくのではないだろうか。
インターンシップの価値は
そこにあるのではないか?
だとすると、
企業にメリットのある
インターンシップのプログラムは、
事業成果を第一に求めるのではなく、
「コミュニケーション機会を増やす」ことを主眼を置いて、
設計する必要があると考えられる。
企業にコミュニケーションの機会を増やす。
それがこれからの企業にとって
とても大切だ。
そして、面と向かって言えないことも、
インターンの大学生にだったら言えるかもしれない。
そんな顧客や社員とのコミュニケーションを
始めていくこと。
そこにインターンシップの価値があるのではないか。
5年ほど前、
ETIC.の研修で京都の会社の社長が言っていったっけ。
「インターン生が半年で成果を出すことは期待していません。
しかし、5年後、10年後を見たときに、
いま、インターンをお金を払ってでも受け入れることは、
社内にいい影響を与えていることだけは確信しています。」
きっとそのいい影響とは、
「コミュニケーション機会」や「コミュニケーションツール」
としてのインターンシップなのではないだろうか。
なんのために導入するのだろうか?
学生サイドからすれば、
アルバイトでは得られない、
実践型の経験ということになるのだろう。
企業側から見れば、
学生しか出せない成果を
求めることになるのだろう。
よく勘違いされているが、
学生に「斬新なアイデア」や「若者らしい発想」
などを求めるのは無理がある。
ジェームス・W・ヤングの
「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない」
という言葉通り、
アイデアはインプットが多い人から溢れてくる
ようになっているのだから、
普通の大学生が斬新なアイデアを出せるはずはない。
もちろん、子どもの頃からたくさんの本を読破したり、
たくさんのひとり旅や経験を積んでいたとしたら、
大学生でも斬新なアイデアというものが可能になるかもしれないのだが。
だとすると、
企業にとってインターンシップの価値とはなんだろうか?
ここで、1冊の本を思い出す。
「こんなに働いているのになぜ会社はよくならないのか?」(森田英一 PHP)
ちょっとタイトルが
ネガティブなのがツラいのだが、
この本はこれからの企業のあり方に一石を投じる素晴らしい内容だ。
内容については過去ブログでいくつか書いている。
http://hero.niiblo.jp/e216553.html
http://hero.niiblo.jp/e200969.html
あらためて。
コミュニケーションでしかイノベーションは起こらない。
イノベーションのきっかけはコミュニケーションにある。
誰も答えを持っていない時代。
社長が直感で答えを出していくのではなく、
社員同士が、
あるいはお客さんとの対話を通して、
何か新しいものを生み出していかなければならない。
そのために。
実はインターンシップが重要なのではないか、と思う。
「お客さんがなぜ自分の会社を支持しているのか?」
をヒアリングしたり、
大学生が社員と一緒になって、
プロジェクトを担当したり、学生のメンターになったり、
そうすることで、
確実に社内や顧客とのコミュニケーション機会が増える。
その積み重ねが
会社としてのイノベーションを生んでいくのではないだろうか。
インターンシップの価値は
そこにあるのではないか?
だとすると、
企業にメリットのある
インターンシップのプログラムは、
事業成果を第一に求めるのではなく、
「コミュニケーション機会を増やす」ことを主眼を置いて、
設計する必要があると考えられる。
企業にコミュニケーションの機会を増やす。
それがこれからの企業にとって
とても大切だ。
そして、面と向かって言えないことも、
インターンの大学生にだったら言えるかもしれない。
そんな顧客や社員とのコミュニケーションを
始めていくこと。
そこにインターンシップの価値があるのではないか。
5年ほど前、
ETIC.の研修で京都の会社の社長が言っていったっけ。
「インターン生が半年で成果を出すことは期待していません。
しかし、5年後、10年後を見たときに、
いま、インターンをお金を払ってでも受け入れることは、
社内にいい影響を与えていることだけは確信しています。」
きっとそのいい影響とは、
「コミュニケーション機会」や「コミュニケーションツール」
としてのインターンシップなのではないだろうか。
Posted by ニシダタクジ at 08:01│Comments(0)
│学び
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