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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2014年10月26日

周りと社会にフォーカスすること

「やりたいことは何か?」
「将来の夢は何か?」

って聞くのはもう終わりにしないか?

そしてもし聞くとしたら、
まず自分が
「僕の将来の夢は・・・なんだけど、君の夢は何かあるかい?」
っていう聞き方をしないとダメなことにしたらどうか?

あるいは、もし、
中学高校大学生が
大人たちに「将来の夢はなんだい?」
と聞かれたら、「あなたの夢はなんですか?」と
聞き返すことを徹底して教え込んだほうがいい。

「やりたいことは何か?」
「将来の夢は何か?」

いまの日本社会で
中学高校大学と過ごしていると、
これらの問いが人生の最重要課題のように思えてくる。

そして、
「やりたいことを見つけ、将来の夢を持って、目標を見据えて、
いまはこれをやってます。学んでます。」
みたいな人生が理想的だと思っている。

本当ですか?

人生の最重要課題は
これらの問いに答えを出すことでしょうか?

僕は自信を持ってNOだと言いたい。

僕は大学の時に、
やりたいことは見つかりました。
「畑をやりたい」
「みんなが集まってくるような、コミュニティの中心となるような畑をやりたい。」

熱い想いで、
「まきどき村」を始めました。
「人生最高の朝ごはん」をスタートしました。

夢がかなっている。
やりたいことができている状態になりました。

しかし、僕の中は不安でいっぱいでした。
「これは本当に自分のやりたいことなのだろうか?」

僕も、学校教育の熱心な信者でした。

やりたいことを見つけたい。
人生を賭ける何かを探したい。

とずっと思っていました。
思っていたからこそ、不安だったのです。

これは本当に自分のやりたいことなのだろうか?

この問いに、答えはありません。
一生、考え続け、変化し続けるものだからです。

もしかしたら、
この問い自体がおかしいのではないか?
と強く思ったのは
「ホスピタルクラウン」(大棟耕介 サンクチュアリ出版)を読んだときでした。



病気で長期入院中の子どもたちに、
芸を見せて、笑顔になってもらう。
それがホスピタルクラウンです。

重病の子もいます。
次に病院に来るときには亡くなっている子もいるかもしれない。
そんな空間の中で、
笑顔を生み出していく。

それって、
「やりたいことを見つけたい」
「将来の夢を探したい」
という思考からはなかなか生まれてこないな、と思いました。

ただ、目の前のことに向き合い、
目の前にいるひとを笑顔にし続けることで
たどりつくもの、それが天職だと。

その仕事そのものの内容のことではなくて、
天職だと思える瞬間があるのだと。

だから、問いを変えていく必要があると強く思う。

「やりたいことは何か?」「将来の夢は何か?」ではなくて、
ドラッカーの5つの質問をしたほうがいいと僕は思う。

1 使命は何か?
2 顧客は誰か?
3 顧客にとって価値は何か?
4 成果をどのように測るのか?
5 計画は何か?

特に、2 顧客は誰か?
に答えていくことが何よりも必要であると思う。
誰のために仕事をしていきたいか?
それが仕事の、人生のモチベーションになっていくから。

「やりたいことは何か?」
「将来の夢は何か?」
ではあまりにも自分にフォーカスし過ぎている。

誰のために働きたいか?
そして、今、ここ、この瞬間、誰を笑顔にしたいのか?
と考え、そのためにできることを今していくこと。

「ホスピタルクラウン」が教えてくれることは、
とっても大切なことだと僕は思う。

「やりたいことは何か?」「将来の夢は何か?」
ではなく、
「顧客は誰か?」
と中学高校大学生にも、
いや、自分たち自身にも問いかけ続けていこう。


追伸:
昨日は、修学旅行に行っていた明日香さんが
生八つ橋のお土産を買ってきてくれました。

高校生がお土産を買ってくる本屋さん。
日本には10店くらいしかないんじゃないかな。

とってもうれしかったです。ありがとう。

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Posted by ニシダタクジ at 06:22│Comments(0)日記
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