2014年10月28日
試作の時代にどう生きるか?
将来が不安だ。
未来が見えない。
そう思っているのは、あなただけではない。
どんな大人も、企業の経営者も、将来は不安だし、未来は見えない。
2011年にニューヨークタイムズ紙に掲載された
アメリカ・デューク大学・デビッドソン博士の言葉。
「2011年にアメリカの小学校に入学した生徒の65%は、
大学卒業時に今は存在していない仕事に就くだろう。」
16年後には、
世の中の仕事の65%は入れ替わっているだろうという予言だ。
グーグルという現在は世界屈指の人気企業が誕生したのは、1998年9月。
いまの社会人1年生(四大卒・現役合格)が小学校に入学したのは、1998年4月。
つまり、いまの社会人1年生が小学校の入学時には、
グーグルという会社は存在していなかった。
したがって、小学校入学時にはグーグルという会社に入ることを夢に設定することは不可能である。
そのくらい、世の中の流れは速い。
森田英一さんの「こんなに働いているのになぜ会社はよくならないのか」
によれば、
1 加速するスピード
2 高まる時間的・空間的複雑性
3 高まる社会的複雑性
によって、誰も答えを知らない時代へと突入している。
それでは、企業はどうしたらいいのか?
1 顧客を観察し、あるいはコミュニケーションをとって
2 新たな顧客ニーズを想像し、試作・試行して
3 フィードバックをもらい、振り返り、改善する。
これの繰り返ししかないだろうと思う。
そうなったときに必要とされる人材とは、
1 観察力・コミュニケーション力のある人
2 自分で考え、行動できる人
3 振り返り、改善する習慣がついている人
このときに最も大切なことであり、苦手にしている人が多いと思われるのは、
「行動できる」ということではないだろうか。
そこには「成長思考」(成長的知能観)が関係している。
中学・高校の時に受けた勉強での序列と
目標設定逆算型のキャリア設計は、
ひとりひとりの「成長思考」を急速に損なわせ、
「自分の能力は生まれつき決まっていて変化しない。」
という「才能思考」(固定的知能観)を手に入れさせてしまった。
高校までのいわゆる勉強で測られるのは、
暗記力と情報処理力にほぼ限られる。
それは、社会で必要とされる
1 観察力・コミュニケーション力のある人
2 自分で考え、行動できる人
3 振り返り、改善する習慣がついている人
とは、少し異なった能力ではないかと思う。
もちろん、暗記力と情報処理能力が不要であるとは言わないが、
それだけが優秀であったとしても、
社会で求められる人材像とはならないということである。
社会で求められる試作型人材をどう育てていくのか?
ここに、
「承認」⇒「機会」⇒「行動」というプロセスが
必要なように思う。
行動しろ、と言っても、行動する人は増えない。
行動するように育てられてきてはいないからだ。
失敗をするよりも行動しないほうがいい。
という文化の中で育ってきたからだ。
そのまま大学生になってしまうと、
行動できないというのは、もはや、リハビリが必要なレベルになる。
ひとりではチャレンジできなくなっているのだ。
これを改善するには
次の3つのステップが必要となると僕は思う。
1 承認
2 機会
3 行動
まずはありのままの自分を承認されるということ。
そして、機会を活かす、というマインドになること。
さらに、みんなの力も借りながら行動するということ。
そんなことを繰り返して
徐々に成長思考を取り戻していくこと。
そこがキャリアの出発点になるだろうと僕は思う。
大学生には、地域を舞台とした様々なチャレンジを通じて、
「キャリアドリフト」理論を実践すること。
中学生高校生にアプローチできるとしたら、
屋台での販売体験をおススメしたい。
屋台こそ、
1 観察力・コミュニケーション力のある人
2 自分で考え、行動できる人
3 振り返り、改善する習慣がついている人
の基礎になっていく経験だと思うから。
昨日は夏休みに行った野山塾のおにぎり屋台での売り上げでの
大学生チームVS中学・高校生チームの鍋対決でした。
高校3年のさりなさんの合格祝いを兼ねた鍋パーティー
予想を遥かに上回っておいしかったです。ごちそうさまでした。
鍋パーティーの様子
おにぎり屋台の様子
野山塾は毎週月曜・木曜日の16時~21時に
行っている自習支援型の学習塾です。
中学生高校生の入塾をお待ちしています。
月会費は8,000円です。
未来が見えない。
そう思っているのは、あなただけではない。
どんな大人も、企業の経営者も、将来は不安だし、未来は見えない。
2011年にニューヨークタイムズ紙に掲載された
アメリカ・デューク大学・デビッドソン博士の言葉。
「2011年にアメリカの小学校に入学した生徒の65%は、
大学卒業時に今は存在していない仕事に就くだろう。」
16年後には、
世の中の仕事の65%は入れ替わっているだろうという予言だ。
グーグルという現在は世界屈指の人気企業が誕生したのは、1998年9月。
いまの社会人1年生(四大卒・現役合格)が小学校に入学したのは、1998年4月。
つまり、いまの社会人1年生が小学校の入学時には、
グーグルという会社は存在していなかった。
したがって、小学校入学時にはグーグルという会社に入ることを夢に設定することは不可能である。
そのくらい、世の中の流れは速い。
森田英一さんの「こんなに働いているのになぜ会社はよくならないのか」
によれば、
1 加速するスピード
2 高まる時間的・空間的複雑性
3 高まる社会的複雑性
によって、誰も答えを知らない時代へと突入している。
それでは、企業はどうしたらいいのか?
1 顧客を観察し、あるいはコミュニケーションをとって
2 新たな顧客ニーズを想像し、試作・試行して
3 フィードバックをもらい、振り返り、改善する。
これの繰り返ししかないだろうと思う。
そうなったときに必要とされる人材とは、
1 観察力・コミュニケーション力のある人
2 自分で考え、行動できる人
3 振り返り、改善する習慣がついている人
このときに最も大切なことであり、苦手にしている人が多いと思われるのは、
「行動できる」ということではないだろうか。
そこには「成長思考」(成長的知能観)が関係している。
中学・高校の時に受けた勉強での序列と
目標設定逆算型のキャリア設計は、
ひとりひとりの「成長思考」を急速に損なわせ、
「自分の能力は生まれつき決まっていて変化しない。」
という「才能思考」(固定的知能観)を手に入れさせてしまった。
高校までのいわゆる勉強で測られるのは、
暗記力と情報処理力にほぼ限られる。
それは、社会で必要とされる
1 観察力・コミュニケーション力のある人
2 自分で考え、行動できる人
3 振り返り、改善する習慣がついている人
とは、少し異なった能力ではないかと思う。
もちろん、暗記力と情報処理能力が不要であるとは言わないが、
それだけが優秀であったとしても、
社会で求められる人材像とはならないということである。
社会で求められる試作型人材をどう育てていくのか?
ここに、
「承認」⇒「機会」⇒「行動」というプロセスが
必要なように思う。
行動しろ、と言っても、行動する人は増えない。
行動するように育てられてきてはいないからだ。
失敗をするよりも行動しないほうがいい。
という文化の中で育ってきたからだ。
そのまま大学生になってしまうと、
行動できないというのは、もはや、リハビリが必要なレベルになる。
ひとりではチャレンジできなくなっているのだ。
これを改善するには
次の3つのステップが必要となると僕は思う。
1 承認
2 機会
3 行動
まずはありのままの自分を承認されるということ。
そして、機会を活かす、というマインドになること。
さらに、みんなの力も借りながら行動するということ。
そんなことを繰り返して
徐々に成長思考を取り戻していくこと。
そこがキャリアの出発点になるだろうと僕は思う。
大学生には、地域を舞台とした様々なチャレンジを通じて、
「キャリアドリフト」理論を実践すること。
中学生高校生にアプローチできるとしたら、
屋台での販売体験をおススメしたい。
屋台こそ、
1 観察力・コミュニケーション力のある人
2 自分で考え、行動できる人
3 振り返り、改善する習慣がついている人
の基礎になっていく経験だと思うから。
昨日は夏休みに行った野山塾のおにぎり屋台での売り上げでの
大学生チームVS中学・高校生チームの鍋対決でした。
高校3年のさりなさんの合格祝いを兼ねた鍋パーティー
予想を遥かに上回っておいしかったです。ごちそうさまでした。
鍋パーティーの様子
おにぎり屋台の様子
野山塾は毎週月曜・木曜日の16時~21時に
行っている自習支援型の学習塾です。
中学生高校生の入塾をお待ちしています。
月会費は8,000円です。
Posted by ニシダタクジ at 10:40│Comments(0)
│日記
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