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ニシダタクジ
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 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2014年12月17日

キャリアという“偶然”には「目標」より「習慣」が必要

キャリアという“偶然”には「目標」より「習慣」が必要
「Think!43」(東洋経済)
2012年の雑誌を今更買う。

高橋俊介さん。
シンポジウムで1度聞いただけだったけど
やっぱり面白いなあと。

高橋さんは
キャリアは「積み重ねる」ものから「つなぐ」ものへ
変わっているという。

それは世の中が「想定外の変化」をすることが
当たり前になっていて、
キャリア予想図が根底から崩れることが珍しく
なくなっている。

またもうひとつは、
「専門性の深化・細分化」が進んでいることだという。
技術者ばかりではなく、文系の学生にも、
専門性が求められるようになっている。

「想定外の変化」に対応できる
ジェネラリスト(万能型)の人材でありながら、
スペシャリスト(専門型)としての能力が求められるのが
現代の社会だと高橋さんは言う。

だからキャリアは「積み重ねる」のではなく「つなぐ」のだ。
新しい仕事で今までやってきた個性をどう生かすか。
そのように考える必要がある。

一方で高橋さんは、
現在の大学で行われているキャリア教育に警鐘を鳴らす。

現在の若い層に顕著なのは、
将来のキャリアゴールを決めて、
そこにいかに効率的に到達するかに
エネルギーを注ぐ傾向が見られる。

教員を目指しているので、
教員採用試験一本で学んでいます。
メディア業界を目指しているので
テレビ局でアルバイトをしています。
みたいな。

これは、大学で
「自分の内的な分析をして将来やりたいことを考えろ」
「明確なキャリアゴールを描いてそこを目指せ」
ということがなされているからではないか。

しかし、社会に出て仕事をしたことがない
人間に自分がどういう仕事に向いているかを
決めろというのは無理がある。

それに対して、
大学の担当者は、
「それはそうだが、企業で『あなたのキャリアゴールは何?』
と問われて、答えられないと落とされてしまう。
だから無理があるとわかっていても答えられるようにするのが
われわれの仕事だ」と。

キャリア教育は本来のキャリア教育から離れ、
就活視点になってしまっている現状を、高橋さんは面白く比喩する。

これではまるで、
一度もデートしたことがない若者に向かって、
「将来どういう人と結婚したいのかのスペックを全部先に出せ」
「それにマッチするタイプ以外の人とは、付き合っても時間の無駄だからやめろ」
と教育しているようなものだ。

「効率的なキャリア」というのは、
何に対して効率的なのかと言えば、
「明確で具体的な目標」に対してだ。

しかし、想定外の事態が起こる現代においては、
そのゴールにたどりつけなかったり、
そのゴールそのものがなくなってしまう可能性も大きい。
もしそうなった場合、そのゴールを目指して最短距離で
走ってきたキャリアは、無駄のない分、最も脆弱なキャリアになってしまう。

クランボルツ博士の
「計画された偶発性理論」によれば、
「より良い偶然がたくさん起きている人と
そうでない人がいて、その違いは普段の行いにある」
という。

重要なのは、「目標」より「習慣」であり、
大まかな方向性だけ決めておいて、
あとはその場その場で正しいと思うことをやり続ける。
これからのキャリアでは、そのほうが実は戦略的なのである。

と続く。

この後は、実際にどうやっていったらいいのか?
という高橋さんの記事がつづく。

印象に残ったのは、
「背骨になる専門性を生涯かけて掘り続ける」
ということ。

目先のビジネスとはたとえ無関係でも、
これを生涯かけて掘り続けることは、
キャリアにおいて重要な意味を持つ。

なるほどなあ。
自分自身も、抽象度をひとつ上げて言えば、
2002年からは地域資源を活用した教育力
というテーマで活動をしてきたのかもしれないなあ。

まだまだ、掘り下げなきゃね。

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Posted by ニシダタクジ at 06:57│Comments(0)日記
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