2014年12月19日
ワークライフ統合の時代とキャリア教育
「ワークライフバランス」
が叫ばれるようになって久しい。
「キャリアをつくる9つの習慣」(高橋俊介 プレジデント社)
おとといに引き続き、高橋俊介さん。
6年前の著作であるが、
普遍的なテーマを取り扱っているので、
まったく色褪せることがない。
「まず、自分の顧客を明確にする」
「次に、その顧客にどんな価値を提供しているのかを確認するといい」
わお。
僕が8年かかってたどり着いた
キャリア形成の極意を、
6年前に言っちゃってるなあ。
いやあ。
やっぱり本との出会いっていうのは、
目の前に来た時がベストタイミングですね。
「ブランディングとは提供価値の約束である」
自分は何が提供できるか?
を磨いていると、ほかの会社からもオファーがくる。
最終章は「ワークライフ統合の時代」
これからはフリーエージェントな働き方が
主流になってくると言われている。
そのときに
ワークとライフはセパレーション(分離)するものではなく、
インテグレイト(統合)するものと考えることが必要なのだ言う。
ひとつはライフを充実させて、
社会関係資本を持っていたほうが仕事でも活かせるし、
ライフを軽視してワークばかりしていると、
その仕事でしか通用しない狭い能力しか磨かれないので
予期せぬキャリアチェンジが起こった時に耐えられない危険性が大きい。
キャリアチェンジが起こらなかったとしても、
仕事を取り巻く環境はどんどん変化しているから
それに応じて仕事の内容や必要な能力が変わるのは当然だ。
皮肉なことに現代は仕事しかしていないと、
かえって仕事の能力が身につかない時代なのだ。
この上で高橋さんは
長期的視点でキャリアを考える必要があると説く。
今の日本のキャリア教育は
22歳、あるいは18歳、20歳の一時点における
「就職」という瞬間しか見ていないような気がする。
将来どんな仕事が生まれ、
どんな能力が必要となるか、など
今の時点ではわかるはずがない。
だから早くから選択肢を絞り、
狭い世界しか見なければ、
今後必ず必要となる変化に対応する能力が
磨かれないということだ。
人生は想像以上に複雑なメカニズムで
出来上がっている。
22歳の一時点ではなく、
80年の人生にわたってどのようなキャリアをつくっていくのか?
そんな問いをしなければならないと思う。
が叫ばれるようになって久しい。
「キャリアをつくる9つの習慣」(高橋俊介 プレジデント社)
おとといに引き続き、高橋俊介さん。
6年前の著作であるが、
普遍的なテーマを取り扱っているので、
まったく色褪せることがない。
「まず、自分の顧客を明確にする」
「次に、その顧客にどんな価値を提供しているのかを確認するといい」
わお。
僕が8年かかってたどり着いた
キャリア形成の極意を、
6年前に言っちゃってるなあ。
いやあ。
やっぱり本との出会いっていうのは、
目の前に来た時がベストタイミングですね。
「ブランディングとは提供価値の約束である」
自分は何が提供できるか?
を磨いていると、ほかの会社からもオファーがくる。
最終章は「ワークライフ統合の時代」
これからはフリーエージェントな働き方が
主流になってくると言われている。
そのときに
ワークとライフはセパレーション(分離)するものではなく、
インテグレイト(統合)するものと考えることが必要なのだ言う。
ひとつはライフを充実させて、
社会関係資本を持っていたほうが仕事でも活かせるし、
ライフを軽視してワークばかりしていると、
その仕事でしか通用しない狭い能力しか磨かれないので
予期せぬキャリアチェンジが起こった時に耐えられない危険性が大きい。
キャリアチェンジが起こらなかったとしても、
仕事を取り巻く環境はどんどん変化しているから
それに応じて仕事の内容や必要な能力が変わるのは当然だ。
皮肉なことに現代は仕事しかしていないと、
かえって仕事の能力が身につかない時代なのだ。
この上で高橋さんは
長期的視点でキャリアを考える必要があると説く。
今の日本のキャリア教育は
22歳、あるいは18歳、20歳の一時点における
「就職」という瞬間しか見ていないような気がする。
将来どんな仕事が生まれ、
どんな能力が必要となるか、など
今の時点ではわかるはずがない。
だから早くから選択肢を絞り、
狭い世界しか見なければ、
今後必ず必要となる変化に対応する能力が
磨かれないということだ。
人生は想像以上に複雑なメカニズムで
出来上がっている。
22歳の一時点ではなく、
80年の人生にわたってどのようなキャリアをつくっていくのか?
そんな問いをしなければならないと思う。
Posted by ニシダタクジ at 07:45│Comments(0)
│就職
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