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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2015年01月05日

必然性はあとから付いてくる

必然性はあとから付いてくる、と思う。

何かを始めたいと思った時に、
「なんのためにやるのか?」
と多くの人に問われるだろう。

しかし、その質問に答える努力はしてもいいが、
そういう質問をする人に影響を受ける必要はない。

僕たちは、いつの間にか、
行動に対して、行動を起こす前から
合理性を求められるようになった。

「夢ありき」
「ビジョンありき」

たとえば経営的合理性を銀行にプレゼンできない限り、
融資が受けられない。
そんな世の中を生きている。

しかし。
予測不可能な時代に生きている僕たち。

三島邦弘さんの言葉を借りれば、
誰もが最前線になり得る時代に、
合理性を説明してから行動していたのでは
遅すぎるのではないか?

それは、企業でも同じだ。
ニーズ調査をして、ニーズがあると分かった時には
すでに商品の旬は過ぎている。

大企業が新しいことにチャレンジできるのは、
彼らは研修に時間をさき、
この時代をどのように読むか?についての意見を聞き、
「誰よりも学んでいる」という自覚があるから、
新しい世界に飛び込めるのではないか。

では、それ以外の私たちは、
どうすればいいのだろうか。

自分の感性を頼りに、始めてみるしかない。
新しいことをチャレンジしてみるしかない。

それはもしかしたら、
最前線になるかもしれないし、
まったく違うベクトルを向いているかもしれない。

気が付くと、必然性はあとから付いてくる。
いや、もしかしたら無理やり続けているのかもしれないけど。

農学部に進学したのも、
就職しないで畑を始めたのも、
ETIC.のNEC社会起業塾に応募したのも、
サンクチュアリ出版で営業をしていたのも、

不登校の中学3年生に出会ったのも、
チャレコミに参画したのも、
中村さんを新潟に招致したのも、
本屋をスタートしたのも、

すべてはあとから必然性があったと思わざるを得ない。
だから、目の前のことと自分の感性を信じて、
進んでみるしかない。

あとから必然性がついてくる。

2015年は、学び振り返る1年にしたいと思います。
それと同時に、ツルハシブックスファンドレイザーとして、
新たなコミュニティづくりにチャレンジしたいと思います。

1つは、ツルハシブックスの寄付制度の構築とコミュニティづくり。
もう1つは、東京での若者と地域をつなぐ新たな拠点づくり。
おまけは、僕のトランク本屋復活でしょうか。
2009年に始めた小さなトランク本屋(在庫8冊)を復活したいと思います。

まずは、寄付制度の構築と「劇団員」コミュニティづくり。

「劇団員」第2期の申し込み開始は、3月1日(土)の午前10時~
半年間6,000円 1年間10,000円です。
100名を募集します。

劇団員の方には、劇団員パスポートとハンコが授与されます。
手作りハンコづくりがニガテという方には、
ツルハシブックスの今井さんによる
「リクエストハンコ」(別途3,000円)をつくることができます。
僕は「田んぼと山と朝日」で彫ってもらいました。

そして、寄付サムライの復活です。
昨年1月~2月にかけて、
移動ブックカフェツルハシ号に
支援をいただいた寄付侍の皆様、ありがとうございました。

必然性はあとから付いてくる

「寄付侍名刺がなくなったので、追加をお願いしたい」
という声がありましたので、

名刺100枚をつくる「寄付侍2015」の受付を始めます。
今回の寄付は、主に地下古本コーナーHAKKUTSUの整備
と東京での新たな拠点づくりの資金として活用します。

一口3,000円で寄付侍認定名刺をお渡しします。
自分の連絡先(電話、SNS等)を名刺に入れることが可能です。

寄付侍名刺のデザインは現在今井さんが考案中です。
昨年の物とは違ったデザインになりそうです。

1月8日(木)の12:00~受付開始ですので、
もう少しお待ちください。
受付後、随時印刷・発送していきます。

ツルハシブックスの寄付・本の寄贈のページはこちら
http://tsuruhashi.skr.jp/kifu

※古本での寄付もお待ちしています。
年末には7名ほどの方からお声がけ頂きました。
引き続きよろしくお願いします。

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Posted by ニシダタクジ at 07:04│Comments(0)日記
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