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ニシダタクジ
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 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2015年01月24日

思考停止させないカリスマ

昨日は、サンクチュアリ出版の送別会でした。
2001年2月に名刺を持たせてもらって、14年間営業してきました。
ツルハシブックスが始まってからはほとんど営業回れなかったのだけど、
今回、茨城に来る機会に区切りをつけて、退職という形になりました。

スゲー、いい会社でした。
2次会になっても、新しい本の企画について
目を輝かせて語る営業部長と営業部のみんなの熱い感じ。

ああ、出版っていいなあって。
誰かに、誰か1人に届くかもしれないから
日々、働いているんだなあって。

まさに工藤直子さんの詩
「あいたくて」の世界がここにあるなあと。

みんなの前で
何か語ろうとしたけど
うまく語れない僕に、

市川さんと高山くんが
ズバリダメ出ししてくれました。

「照れないでもっと熱く語れ」
「泣かせる鉄板ネタが必要」
これはすごく、今の自分に足りないものだなあと。

「人に何かを伝える」というのは、
ある意味、宗教家のような、
信念と語るチカラが必要になるのだなあと思いました。

世界を変えるためには、
それ相応の思いとカリスマが必要なんだなあと。

僕は、大学生のころ、
とある全国組織の環境NPOに
出入りしていたのだけど、
そのときの代表がすごいカリスマで、

そのときに、
「カリスマ」に対する嫌悪感ができちゃったのだよなあと。

世界を変えるためには、
ひとりひとりが自分で考えて、
全力で実行する、という
「自然農」的な生き方が必要なのだけど、

リーダーのカリスマ度が高すぎると、
メンバーは思考停止して、
リーダーに従うようになる。

「それじゃ、世界は変わんないじゃん」
って思ったのが始まりだった。

でも、昨日、送別会で
2人に言われたことで、
僕は、第3の道が見えた。

「思考停止させないカリスマ」
それを目指せるのではないかと。
本屋をやるっていうのは、
実はそういうことなのだろうって。

無数にある答えの中で、ヒントを与え続けること。
キャリアドリフトの最前線を作るということ。

それが僕の志だし、
それを大真面目に語っていかなければいけないなと。

新しいビジョンが見えた送別会でした。
ありがとうございました。

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Posted by ニシダタクジ at 07:27│Comments(0)日記
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