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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2015年01月29日

大学生は「場のチカラ」に貢献する

若い人の新鮮な発想で。
大学生の柔軟なアイデアを。

よく地域の中に大学生が
入っていくときに発せられる言葉だ。

しかし。
2004年から大学生に関わってきて、
それを期待してはいけないということを強く思う。

発想やアイデアというアウトプットは、
それ相応のインプットした人でないと
生み出せないと思うからだ。

だからもし、アウトプットを出せる大学生がいるとしたら、
高校の時からめちゃめちゃ本を読んでいるか、
あるいは活動的にいろんなものを経験しているかのどちらかだ。

では、
地域・あるいは企業にとって、大学生が入り込む価値とは何か?

僕は、
「行動力」と「イノセンス(先入観の無さ)」だと思う。

したがって、
膨大な時間と若さを背景にした圧倒的な「行動力」と
「イノセンス(先入観の無さ)」をどう生かせるか?
がプログラムづくりの基礎になっていくだろう。

冒頭の発言に戻ると、
そもそも、いまの世の中は、すさまじく速く動いていて、
「若者の新鮮な発想で」
などと上司が言っているような組織は危ない。

こういう人は、
長年の経験の積み重ねの結果、
「誰か偉い人や知恵のある人が発想したアイデアを形にすること」
で新商品や新事業が生まれると思っている。

そして、そのアイデアが出ないために、
会社からは新商品や新事業が生まれないと思っている。

しかし。

「こんなに働いているのに、なぜ会社は良くならないのか?」(森田英一 PHP)

に書かれているように、
こうした会社はコミュニケーションの機能不全に陥っていて、
新しい事業が起こらない構造的な問題を抱えている。

そもそも。
この本にも書かれているが、
これからの時代は、
予測不可能で誰も答えを持っていない時代だ。

そうしたときに、
どうやって新商品や新事業の発想、アイデアを出していくのか?

「場のチカラ」しかない、と僕は思う。
会議やミーティング、あるいは社内の雑談の中で、
人々がコミュニケーションし、
その場の力で新しいものを生み出していくしかない。

森田さんがこの本の中で書いているが、

会議の中身を
あたりさわりのない発言を繰り返す
1 ダウンローディング
から互いの意見を主張する
2 ディベート(討議)
互いの意見を探求しあう
3 ダイアログ(対話)
を経て、「自分と他者の境界を越えて流れているもの」から話す
4 プレゼンシング
にまで高めていかなくてはならない。

おそらくは
対話からプレゼンシングにまで
場の空気を持っていけた時に、
新しい発想やアイデアが生まれてくるのだと思う。

「場のチカラ」が発想とアイデアを生むといってもいいだろう。

そんな会議をどのように作っていったらいいのか?
おそらくがそここそが大学生の出番になるのだろうと思う。

大学生の
「イノセンス(先入観の無さ)」を最大限に発揮し、質問する。

「この仕事をやっててよかったなあと思うことはなんですか?」

それいま、この会議に関係あるか?
と突っ込まれそうだけど、そこに対して真摯に向き合うことで、
討議から対話へと、場が進化していくかもしれない。

そう。
そうやって、大学生は、知識がないなりに、
発言をガンガンしていく。

それが場のチカラを高め、
いい発想やアイデアが出る空気をつくる。

実際に、発想やアイデアを出すのは、
個人個人の人ではなく、場のチカラだからだ。

その前提で、
地域や企業とのプログラムを作っていくことが
大切だなあと改めて感じた。

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Posted by ニシダタクジ at 07:33│Comments(0)
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