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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2015年01月30日

未来は対話による会議から創られる

昨日のつづき

水曜日に大学で行われたアクティブラーニング講習会に参加。

PBLとは、「問題解決」ではない。
というところから始まって、非常に興味深かった。

PBL vs 問題解決 vs 講義 
例:車の修理
講義:車のどういう部分が壊れるとどうなるかを説明し、理解する
問題解決:とりあえず、問題個所を探して修理する。それで終わる。
PBL:修理をすることを通して、車の仕組みや車の故障・修理について、学習する

重要なのは、いかにして学びたい!というスイッチを入れるか、
というところになってくるだろうと思う。

特に重要だと思うのは、
やはりグループワークになってくる。
高校までと違って、
グループ、チームで何かをやることが多くなる。

そこで大切になってくるのが「ダイアログ=対話」だ。

「こんなに働いているのに、なぜ会社は良くならないのか?」(森田英一 PHP)

僕は森田さんの講座を
高知大学で聞いているのだけど、
そのときに聞いて、非常に重要だと思ったのはここ。

会話・雑談と
議論・討議と
対話
の違いについて。

ここを理解する必要がある。
161ページにわかりやすい表が載っているので、
もし、興味がある方は本を買っていただきたい。
(残念ながら絶版になっている模様なので古書店で)

1 カンバセーション(会話・雑談)と
2 ディスカッション(議論・討議)と
3 ダイアログ(対話)の違い。

前提は、
1 いつ、だれが何をいっても構わない。ルールはない
2 正しい答えがある(それは自分の答えである)
3 誰もがよいアイデアを持っているはず。それらを持ち寄れば良い解決策が見つかる。

目的は、
1 社交・関係性の維持
2 判断・結論を出すこと、または議論に勝つこと
3 共通の基盤を探すこと、個人や集団に気づきをもたらすこと

聞き方や態度の特徴
1 話題はあちこちに飛ぶ。あまり探究的に聞いていない。
場の空気を重んじる。話題が途切れないようにする。
断定的に話すこともよくある

2 相手の欠点・弱点を探しながら反論を組み立てつつ話を聞く。
判断が行われる。相手が間違っていることを証明しようとしたり、
自説の正しさを主張する。相手との妥協点を探すこともある。

3 理解しよう、意見を引き出そうとして相手の主張を探求する。
相手の強みと価値を探す。時に沈黙も歓迎する。対立を恐れない。

評価
1 対立はできる限り避ける。本音は言わない。
2 相手の立場を批判(することが多い)自説を肯定的に扱う
3 すべての立場をさまざまな視点から再評価する。

結論
1 結論はない
2 自分の立場を是認する結論に誘導しようとする。投票を求める
3 打ち切りを求めず、新しい選択肢を見出そうとする

と、こんな感じ。
新しいアイデアや柔軟な発想が出る会議は
当然そこに「ダイアログ=対話」が起こっている会議。

多くの会議は、
議論・討議あるいは、空気を読んだ会話・雑談
になっていないだろうか?

質の高い会議をするために、
「対話」を心掛けなければならない。

そのためのポイントが本書では書いてある。
この本は会社組織を前提に書かれているので、
大学生と地域という観点から、いくつかを抜粋する。

事前準備編
1 「考えていること」だけではなく、「今、感じていること」を話す。
2 参加者全員が話す
3 評価や判断をいったん手放して、聴く
4 ムズムズ、モヤモヤを奨励する
5 沈黙の時間を活用する
6 自分自身や自分たちのチームを見つめなおす
7 環境を整える

当日プロセス編
1 これから起こりうる未来を直視する
2 もっとも扱うべき問題は何か考える
3 共通の基盤を探る
4 自分たちが創り出したい未来を描く
5 自分や自分たちの未来のために、本当にするべきことを考える

と、こんな風に会議ができたらすごく楽しそうだと
思えることが満載。

こういうのをやれる人を
会議ファシリテーターと呼ぶのだろうと思う。

そんな場に大学生が同席できたら、

「未来は対話による会議によって創られる」と
実感できるのかもしれない。

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Posted by ニシダタクジ at 06:46│Comments(0)
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