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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2015年02月13日

「社会人もけっこう楽しい」

茨城大学で就職系イベント
「OB・OG懇談会」に参加。

全国各地から各業界のOB・OGが集まり、
(北九州や静岡からも来ていた)
トークセッション後、小部屋に分かれて後輩に座談会形式で
質問に答えていくというもの。

まず、プレゼンが
素晴らしかったのが
静岡市役所の牧野さん

およそ市役所らしからぬイケメンで、
(市役所の人、ごめんなさい)
趣味は海外旅行。

彼が7分プレゼンの開口一番、
こう言った。
「今日は社会人もけっこう楽しいということを伝えに来ました。」

いい。
かっこいい。
そしてプレゼンの最後も同じ言葉で締めくくった。

大手企業や銀行など多くの内定を
もらった後で、最終的に市役所に就職を決めた。

そのポイントは、「行動力」だったという。
「自分は行動できる人だ」というアピールをし続けた。

そして、最後に聞かれる
「何か質問ありますか?」という一言には、
何もなかったとしたら、
「今の学生に足りないものはなんだと思いますか?」と質問し、
その点を自分なりに改善するなど、していったという。
これでは就活は楽しくなるなあと思った。

そう言えば新潟県立大の野島さんも
「就活」を完全にコミュニケーション・ツールとして
使っていたなあと。

個別のブースで
一番印象に残ったのが
旅行代理店に就職した軍司さん。

やりたいことも漠然としていて、
なんとなく旅行とかもいいなあと思っていたそうだ。
なかなか内定が出ず、苦しんでいた時、
「就職しなくても、死ぬわけじゃない」と開き直り、
旅行代理店に内定。

最終1つ前の面接に行く途中、
糸井重里事務所が出している「はたらきたい。」
を読んでいたら、
「あなたがいちばん大切にしてきたことはなんですか?」

というあの有名な質問のところを立ち読み。
すると、なんとビックリ。
その面接で、まったく同じ質問ができて、
考えていたので心の準備ができて、答えられたという。

すごい。
キャリアドリフト的就職活動。

あとは採用担当者の人柄を見て、
この人と一緒に働きたいなあと
思えたのだという。

旅行代理店に限らず採用担当者にとって、
大切なのはいわゆる「人間力」になってくる。

つまり、
「この人からなら旅行商品を買ってもいい」
と思えるかどうか?

それは学生側も同じで、
この人と一緒に働きたい
と思えるかどうか?

きっと最終的にはそういうことなんだろう。
それをトレーニングするにはどうしたらよいか?

やっぱり、地域に出て、
さまざまな大人に出会い、
プロジェクトを遂行する中で
いろんな感性を磨いていくこと。

これは意外に就活に役立ちそうだなあと
感じた。

いいインスピレーションをありがとうございました。

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Posted by ニシダタクジ at 06:06│Comments(0)日記
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