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ニシダタクジ
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 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2015年02月15日

キャリアドリフトのゴールは顧客に出会うこと

あいたくて(工藤直子)

だれかに あいたくて
なにかに あいたくて
生まれてきた
そんな気がするのだけれど

それが だれなのか なになのか
あえるのは いつなのか

おつかいの とちゅうで
迷ってしまった子どもみたい
とほうに くれている

それでも 手のなかに
みえないことづけを
にぎりしめているような気がするから
それを手わたさなくちゃ

だから
あいたくて

~~~ここまで


(新編 あいたくて 工藤直子 佐野洋子 新潮文庫)

「仕事観」と言われたら、真っ先に浮かぶ詩。
これも京都の塩見直紀さんに教えてもらった。

半農半Xという生き方。
を僕なりに英語訳すると、
small life with mission(使命と共にある小さな暮らし)
になる。

そしてきっと、
これからの世の中で必要となってくる思想であると思う。
わが国には哲学がないと言われる。
それはひとつの強烈な宗教がないということにも起因していると思うが、
それはそれで、受け入れる文化なので、いいも悪いもないと思う。

そしてそれは、
経済至上主義、つまり「効率化」という新たな宗教に出会ったときに、
多数派を形成したことの原因になったかもしれない。

そして、それは
広く教育にまで行きわたった。
「効率的に一定の能力の働き手を輩出する」
これが学校教育の使命であったと思う。

小中学校では、
一緒に授業を受けられないような子は
違う教室に集められた。

高校では偏差値で輪切りにされ、
同じ能力レベルの子が
同じ教室に集められた。

そして、ある一定程度以上の戦力が
量産されるようになった。

しかし。
それが計算通りにいったのは、
人口が増え続け、工業製品が順調に売れ続けた
ときだけだった。

僕たちは、その時代からしか生まれていないので、
それがスタンダードかと思っているかもしれないが、
「ナリワイをつくる」(伊藤洋志 東京書籍)や
「第四の消費」(三浦展 朝日新書)を読めば、
それが幻想だということがわかる。

平川克美さん(「路地裏の資本主義」 角川SSC新書)
の言葉を借りれば、
資本主義そのものがフィクションであるという。

だとしたら、
これから社会に出ていく、
あるいはすでに社会に出ている若者たちは
どうすればいいのだろうか?

本当にキャリアデザインして目標設定をし、
そこに向かっていっていいのだろうか?
そもそも、キャリアデザインをして、
私たちはどこに向かっていくのだろうか?

僕自身がこのブログを
「20代の宿題」と名付けた2008年。
僕はキャリアデザインの信者だった。

「20代の宿題」とは、
やりたいこと、天職、ミッションを見つけること
だと思っていた。
29歳までにそれを見つけようというメッセージを込めた。

それは僕自身が29歳のときに
吉田松陰先生というモデルに出会えたからだ。

あれから7年の時が過ぎ、
たくさんの大学生と出会い、
仮説を検証してみると、
その仮説は間違いだったのではないかと思う。

キャリアデザインのゴールは、天職に出会うこと。
しかし、そもそも、人の喜びというか、
行動力の源泉はそれだけじゃないんじゃないだろうか。

僕がもっと大切だと思うのは、
顧客に出会うことだと思う。

「この人のために頑張りたい」
「この人を幸せにしたい」
「この人を苦しみを和らげたい」

そう思った時に、人の力は湧いてくるのではないか?

その顧客に出会うために、何をすればいいのか?
その方法論で有効なのが、
キャリア・ドリフトなのではないか。

いろんな現場で、いろんな人に出会い、何かを感じ取り、
その積み重ねによって、
いつか顧客に出会う。

そのときは気づかなかったとしても、
ある日、過去を振り返ると、
ああ、あの人が僕の顧客だったと思える。

僕だったら、27歳のときに出会った
不登校の中学校3年の少年が
まさに顧客そのものだった。

15歳の彼のために、
どんな地域社会が必要なのだろうか?
そのために自分は何ができるだろうか?

顧客さえ決まれば、
方法論は100万通りある。(福島正伸さん談)
それを実現する職業も山ほどある。

あとは、彼を幸せにするために、
効率的にキャリアデザインしていくことなのだと思う。

「キャリアドリフト」と「キャリアデザイン」
その組み合わせが激変を続ける世の中のなかで、
自分自身のキャリアを作っていくのだろう。

「20代の宿題」とは、
顧客に出会うこと。
そして、彼を幸せにするにはどうしたらいいのか?
という問いに向き合うこと。

その先に、もちろん天職はあるとは思うのだが、
それはひとつではないということ。

顧客を幸せにする方法は
100万通りあるということ。

そんなことを若い世代に伝えていけたらいいと思う。

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