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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2015年02月24日

「伝えたい」をカタチにする

「伝えたい」をカタチにする
「Communication Shift」(「モノを売る」から「社会をよくする」コミュニケーションへ 並河進 羽鳥書店)

昨日にひきつづき。
北九州にあるシャボン玉石けん。

CMディレクターの今村直樹さんは
北九州の情報誌で知った
シャボン玉石けんを使ってみたら
すごくよかったので、

工場見学に行き、
「オフコマーシャルを作らせてほしい」と
お願いした。
制作費は要らないから、と。

あやしい。
と当時は思われていたようだが、
できたHP限定のCMがこちら。

http://www.shabon.com/learn/cm_mutenka.html

試写会の必要なんてなかったのだけど、
お昼休みに試写会をした。

すると、最後のシーンで畑に立っている職人さんが
「俺の人生、そのものたい!」と叫んだ。
社長にも「ありがとうございました」と頭を下げて言ってもらった。

そんなシーンにスタッフ一同、
感動して泣いたのだという。
後日、感動した社長に制作費を払ってもらったのだという。

普段の広告の仕事って、
「仕事」が発生して「スケジュール」が決まり、
「撮影すること」が決まっていく。

オフコマーシャルは、
「これをどうしても伝えたい」からスタートして、
撮影することが決まり、スケジュールが決まっていく。
そして最後にお金をもらうと「仕事」になる。
(ならないかもしれない)

順序が逆になっているのではないか?
と今村さんは問いかける。

「伝えたい」をカタチにするってそういうことなのではないか?

僕も、そういうのやってみたいなあと思いました。

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Posted by ニシダタクジ at 07:36│Comments(0)学び
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