プロフィール
ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



QRコード
QRCODE
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 107人
オーナーへメッセージ

2015年03月20日

儲かるビジネスと世界観

儲かるビジネスと世界観のジレンマ。

スティーブ・ジョブズの例を出すまでもなく、
継続して儲かるビジネスには、世界観がある。

その世界観が支持されるからだ。
それはもはや合理性というよりは
宗教性に近いものがあると思う。

みな、iphoneというマシーンが欲しいのではなく、
極端な話をすれば、
「iphoneユーザーであるという誇り」がほしいのだ。

きっとこれからのビジネスは
そんな風になっていく。
ビジネスと宗教のあいだ。

では、これから若くして(若くなくても)
ビジネスを始める人はどうしたらいいのか?

「世界観」をつくる。
ということ。

どんな世界をつくりたいのか?
お客さんにどんな世界を見せたいのか?
そこがもっとも大切になってくる。

なんとかして稼がなければならない。
しかし、そこで「世界観」とビジネスのバランスが
重要になってくる。

儲かるビジネスと世界観
「ナリワイをつくる」の伊藤洋志さんによる衝撃の一言。

「本業ではないほうが本質的なことができる」

つまり、世界観を構築するような本質的なことは、
本業ではなかなか生み出すことが難しいということだ。

だから、はじまりは、本業じゃないビジネスのほうが
世界観を生み出すのには向いているのではないか、
ということだ。

しかし、継続して儲かるビジネスには、世界観が必要である、
これがいまの世の中だ。
しかしそれには時間がかかる。
これが儲かるビジネスと世界観のジレンマ。

ツルハシブックスは、いよいよ
「世界観」を語る時がきているのではないか。

そうなると、
やはり原点に返るしかない。

小説「吉田松陰」
野山獄と松下村塾のエピソードに胸が熱くなった。

・学びあうことで獄中でも希望が生まれるのだということ。
・教えるのではなく、ともに学ぼうとすることで人が育つということ。

これらをツルハシブックスで実現することができないだろうか?

ツルハシブックスは
現代の松下村塾に成り得るのではないか。

本屋という入り口で
コミュニケーション・デザインをし、その入り口をつくり、

入ってきた人たちが
年齢や職業の枠を超えて、ともに学ぶ。
そんな舞台をつくることが可能なのではないか?

ツルハシブックスは、
現代の松下村塾を目指します。

「ともに学ぼう」
そんな人たちと一緒にこれからの本屋を、ビジネスを、世界観をつくっていきたい。

ツルハシブックス第2期劇団員募集(4月30日まで)
http://tsuruhashi.skr.jp/boshu

本日、ツルハシブックスは4周年です。

同じカテゴリー(日記)の記事画像
ベクトルの始点を合わせるというチューニング
アンサング・ヒーローの物語を紡ぐ
「自分とは何か?」に応えてくれる活動
演劇のような本屋、劇団のような会社、劇場のようなまち
子どもたちは「仕事」と「遊ぶという行為」を失った
「あそび」の復権
同じカテゴリー(日記)の記事
 ベクトルの始点を合わせるというチューニング (2024-04-10 09:51)
 アンサング・ヒーローの物語を紡ぐ (2024-04-08 07:16)
 SNSとアイデンティティ (2024-03-30 16:45)
 「自分とは何か?」に応えてくれる活動 (2024-03-23 10:07)
 演劇のような本屋、劇団のような会社、劇場のようなまち (2024-03-23 08:10)
 「課題から出発する」のではなく「場」から生まれる「直感」と「個性」から出発する (2024-03-20 08:38)

Posted by ニシダタクジ at 07:10│Comments(0)日記
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。