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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2015年07月03日

本屋とラジオ

本屋とラジオ
って相性がいいかもしれないなあと
思いました。

公開・伊藤哲司ゼミに参加してきました。
タイトルは「世論に関わるための言葉とメディア」

本屋とラジオ
本屋とラジオ

ゲストはフリーアナウンサーの木村さおりさんと
茨城大学広報室/元放送ディレクターの山崎一希さん。

いやあ。
面白かったです。

木村さんからは「伝える」から「伝わる」へ
山崎さんからはPRとは?そしてプレスリリースの極意を教えていただきました。

~~~以下講義メモと感想

★木村さん

・「伝える」の3定義
「事実・見たものを伝える」「感じたことを伝える」「意見・考えを伝える」

・食レポ:形容詞を重ねることで、感動が薄まって伝われなくなる。
⇒結局おいしいの?おいしくないの?

・見えてるものを伝える⇔見えていないものを聞く
⇒正確には伝わらないことが多い

・「何を伝えたいのか」整理する
・「伝えたいこと」にどれだけ思いを込められているか?

・ラジオ:しゃべり手が全部ネタを仕入れている。
⇒自分が伝えようと思うことを伝える
⇒技術ではなく思いが伝わる

・ラジオ:双方向コミュニケーション
・へえ、そうなんだ!感動した!教えてくれてありがとう!が伝わる
・「共有」「共感」「感謝」が伝わる。
・伝わる喜び:身近な話題⇒深い話
(本屋であれば、地域情報誌⇒哲学)

★山崎さん

・広報(取材してもらう)⇔広告(お金を払う)
・PESO(Paid Earned Shared Owned)メディア
・PR(Public Relations)=publicと良好なRelationをつくる

・広報のしごと:プレスリリースの極意:どうしたら取材されるのか?

1 タイミング:なぜ今なのか?
2 新しさ:新奇性・オリジナリティ
3 公共性:多くの人にとって重要
4 お墨付き:専門家のコメント
5 ストーリー:説得力のある物語

これはテレビCMだけじゃなくて、
本屋であっても同じだなあと。
「自分ごと」にできるかどうか?

取り上げられやすいネタ

・季節ネタ(入学式・梅雨・成人式)
・新しいトレンド(〇〇活、〇〇女子)
⇒並びを意識する。(編集する:これも〇〇活なのでは?)
・インフルエンサー(情報拡散者)をつかむ。お墨付き・タレント
・なんだかんだ言っても「ファクト(事実)」が大事。

ポイント
・いくつかの事実から背景や共通点があげられる
・ストーリーが構築できる
・社会における価値を自分が信じられる
・節目で絵が作れる(テレビ的に)
⇒これらの力をもっていれば世論に影響を与えられる。

PRの仕組みを知ることでわかりやすいストーリーが見えてくる。

~~~ここまで講義メモ+感想

非常にワクワクした時間でした。

メディアをどうつくるか?
というのは社会をどうつくるか?
と同義語

だから、
双方向で視聴者と共に創るメディアを
つくることは、これから双方向で共創的な社会をつくっていくということ。

そういう意味では、
本屋とラジオっていうのはなかなか最前線に
いるのではないかな、と思いました。
「伝わる」⇒「共感される」⇒「つながる」
そんなメディアがこれから始まっていくのだろうと思います。

1つ1つの本屋さんが
双方向で共創的なメディアになっていったら、
日々の暮らしはもっともっと楽しくなるなあと
思いました。

本屋とラジオ。
そしてもしかしたら米屋も。
新時代のメディアを作っていくことになっていくのではないか?と僕は思っています。

PS つながる米屋「コメタク」、全国配送はじまっています。
さくらちゃん、名刺ありがとうございます。
http://kometaku.net/wp/

本屋とラジオ

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Posted by ニシダタクジ at 07:32│Comments(0)学び
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