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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2015年07月10日

「誇り」の再生とコミュニケーション・デザイン

「誇り」そのものが観光資源であり、
誇りに対して、人は魅力を感じリピートする。
と仮説する。

では「誇り」の構成要素はなんだろうか。

佐藤家保存会のじいちゃんたちを思い出す。
地域愛、そして哲学、かなあ。

哲学は分解すると
価値観と感性に分解される。
価値観は言葉にすると「何を大切にしているか」であり、
感性を言葉にすると「何を美しいと思うか」である。

カッコイイ若者には
哲学と志、それをつなぐ生き方があると思った。
その哲学に、
地域愛が加わった生き方から「誇り」が生まれてくるのではないか。

仕事旅行の内田さんの話を聞いて、
「誇り」の再生は可能だと思った。
職人たちの話を目を輝かせて聞く若者。
これをデザインすると誇りが生まれる。

そういえば、15年ほど前に
新潟県上越地方で、
横浜市の小学生を農家に民泊させる修学旅行を企画している
話を聞く機会があった。

農作業を本気でやる。(サボっていたら怒鳴られる)
というプログラムを通じて、
子どもたちと地域のじいちゃんが仲良くなって、
3泊4日の最終日には子どももじいちゃんも泣きながら別れを惜しむのだという。

そう。
「誇り」の再生は可能なのだと思う。
そしてその「誇り」を再生するのが、
若者とのコミュニケーションなのではないか。

それは若者にとっても
「誇り」に触れる、という貴重な経験となる。

若者たちは、自らが生きていくために
「誇り」を必要としている。

しかも、会社や地域といった「共同体」が
あまり機能していない現状だと、

「スクールウォーズ」のモデルとなった
伏見工業高校のような、
「ラグビーでこの学校を日本一にしてください。
この学校には誇りが必要なんです。」

というような、
学校のようなコミュニティの結びつきは残念ながらもはやない。

たとえば、自分の所属大学の
ラグビー部が日本一に輝いたとして、
それを自らの誇りとできる大学生はどれほどいるのだろうか?

若者は自分自らの手で、足で、
「誇り」に触れることで、
自らの「地域愛」「哲学」「志」を
形作っていくしかない。

だから。
「誇り」に触れることだ。
「誇りある大人」に出会うことだ。

そしてそれを
「誇りある」ととらえるかどうかは自らの感性だ。

僕は大学生のとき、
ひたすら日本のちょっと変わったこだわり農家を
めぐって旅をしていた。

それぞれの農家さんには、
それぞれの「哲学」があった。「誇り」があった。
言いようのない「愛」があった。

僕をその旅に向かわせたのは、
きっとその力だったのではないだろうか。
そしてそれは同時に、
農家さんたちの「誇り」を強化していたのではないかと思う。

誇りの再生は、若者と農村のコミュニケーションデザインによって
可能になるのではないか。

そして、その先に、
農村部での仕事づくりがあるのではないか。
そんなデザインをつくっていけたらと思う。

「誇り」の再生とコミュニケーション・デザイン
「農山村は消滅しない」(小田切徳美 岩波新書)

本、生協で売っていたので買いました。
ツルハシブックスさん、ごめんなさい。

「地域の誇り」再生のために
お買い求めはツルハシブックスでお願いします。(笑)

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Posted by ニシダタクジ at 05:59│Comments(0)日記
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