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ニシダタクジ
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 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2015年08月20日

ミッション⇒ロジック⇒リアライズ

ミッション⇒ロジック⇒リアライズ
「ミッションからはじめよう」(並木裕太 ディスカバー・トゥエンティワン)

いいですね。
いいタイミングで読んだ。

この本と、
ミッション⇒ロジック⇒リアライズ
「これからの思考の教科書」(酒井譲 ビジネス社)=現在は文庫化

とを読んで、自分の理論を強化していこうと思う。

「ミッションからはじめよう」
の中で一番学んだのが、
「ミッションコーン」の話。

これは
「誰に」
「どんな価値」を提供し
「最終的にどんな状態」になっていえるか
がすべて入っていること。

いいですね。
人生における問いと同じ。
ドラッカーの経営者への問いに近いです。

まずベースにエビデンス。
想いを支える事実や根拠を書き入れる。
すでにサービスをしている実績や
自分が学んだことや実体験を挙げる。

二番目がベネフィット。
エビデンスに支えられて提供できる価値を
書き入れます。

そして一番上がミッション。
下に書いたことをもとに、文章化していく。

このような三角のコーン(本書参照)
を作っていくことでミッションが見えてくるのだと並木さんは言います。
これ、手法として面白いなあと。

僕も最近は
「お客は誰か?」
「お客にとっての価値は何か?」
と問いかけてきたけれど、
具体的な方法っていうのは、こうやって見えてくるのかも。

これ、大学生がやってみたらいいのかも。
「やりたいことを見つける」のではなくて、
「ミッションを探る」っていうワーク。

大学生じゃなくて、
20代でも30代でも40代でも、たぶん毎年、やってみたらいいのだと思う。

具体的は方法は、
1 エビデンスを洗い出す。
過去の実績、自分の経験を洗い出す。

2 ベネフィットを決める(ファンクショナル/エモーショナル)
ベネフィットは提供する価値のこと。
その商品やサービスによって、顧客にどんな価値を提供できるか?

このときに「誰に」とってのベネフィットなのか?
というターゲットを意識することが重要。

ベネフィットは2つに分けられます。
・機能的(ファンクショナル)ベネフィット
目に見えて直感的に得られる価値
・感情的(エモーショナル)ベネフィット
その価値を提供されたときにどんな気持ちになるか

これらを踏まえて

3 ミッションとして表現する

に行きます。
なるべくキャッチ-で伝わりやすい表現で、
ミッションを表現することが大切です。

なるほど。
これがミッションをロジカルに組み立てること。

ロジックとは、
ミッション(使命)をリアライズ(実現)
するための手法なのだ。

ロジックに流されるのではなく、
ミッションをベースに仕事をつくっていくこと。

ここが一番この本の熱いところだなあと。

そして、次の「これからの思考の教科書」の話につづきます。
また明日。

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Posted by ニシダタクジ at 07:32│Comments(0)
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