2015年09月17日
子どもにとってはすべての空間がラボ
「じぶんの学びの見つけ方」(フィルムアート社編)
いい本売ってるなあ、上田のnabo.
センスが良すぎます。
もっともワクワクする古本屋さんのひとつです。
nabo.では今週末
「Loppis Ueda」というイベントが開催されます。
http://loppisueda.jp/
連休中の予定がまだ決まっていない方は是非上田へ。
僕も来年は参画・出店したいなあと思っています。
さて、この本。
「じぶんの学びの見つけ方」。
読み始めたばかりなのですが、タイムリーです。
いま、僕が読むべき本でした。
冒頭のCANVAS理事長の石戸奈々子さんと
宇宙飛行士の山崎直子さんとの対談。
これがめっちゃ面白い。
~~~以下、キーワード抜粋
・小さいときって遊びと学びって一体
・遊ぶ中で学び、学ぶ中で遊ぶ
・子どもにとってすべての空間がラボ
・本当は人にとって学ぶことは生きることは同じこと
・いつのまにか学びと遊びが分かれた
・学びは苦痛が伴い、楽しさが失われていく
・どんなことに対峙しても学び続ける力
・学び続けられる伸びしろがあるか
・自分でどうしようもないことはやっぱりどうしようもなくて、
じゃあ自分でできることは何だろうか?と置き換え、
そこに思考を集中させていくと、だんだんと「これはできる」
ということが見えてきて、それを積み重ねるしかない。
・考えて、考えて、考えて、歩いていくうちに、
また見える景色も変わってきて、道も続いていくと思います。
・もしかしたら思い描く道とは、少し違うかもしれないけれど、
歩いている過程でまたそこに新たに道ができているのだし、
それはそれで進んでいったら、どこかで合流するかもしれない道ですよね。
・おもしろそうだと思えるほう、わくわくするほう
・どちらかといえばチャレンジするほうで選ぶ
・私たち大人は、子どもに対して、学ぶ動機を提供し、
学び続ける環境を用意し、あとは見守ることが大切。
~~~ここまでキーワード抜粋
いいですね。
素敵です。
僕にとってのキャリア観や学習観にぴったり来ます。
学ぶことは生きること。
僕はきっと、
そんな環境と機会を作っていきたいのだなあと。
それが僕にとっての未来を創るということであり、
希望とはそういうことなのだなあと。
ハックツもツルハシブックスもまきどき村も
そんなコミュニティになっていくのだろうと思います。
そういう大きな意味では、
2004年にひとりで立ち上げた
「吉田松陰プロジェクト」が
ようやく言語化されてきたのかもしれませんね。
直感を信じる。
迷ったらわくわくする道を行く。
そして学び続けること。
この繰り返しでキャリアは創られていくのではないだろうか。
Posted by ニシダタクジ at 08:10│Comments(0)
│学び
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