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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2015年09月22日

食べものとキャリア教育

教育工学会全国大会の
ワークショップ「キャリア教育」分科会に
参加してきました。

キャリア教育を
いかに学部教育に入れ込んでいくか?
どう組み込んでいったらいいのか?

そんな議論がされていました。

~~~以下メモ

・インターンシップと大学の授業の関係
1 失敗に満ちている⇔授業にはあまりない。
2 インターンシップから授業へ。学んだことを見つめなおす。
3 授業からインターンシップへ。授業を現場で試す。

・振り返りを短期スパンで行うことを重視。
・リーダーシップのサイクルを体感する。
・どんな形でグループに貢献するか?
・リーダーシップだけではなくフォロワーシップも学べる。
・先輩がプロジェクトの意義を語る。
・学生スタッフが中心となって授業運営をする。
・課題の設定をていねいに行う。4週間くらいかける。
・同じシラバスで違う大学で行う⇒発表する。

~~~ここまでメモ

そして、ワークショップに進みました。
自分がキャリア教育の担当になったら。

ここで一緒になった、
福岡で留学生のキャリア教育を担当されている方の
話が面白かった。

留学生は、
のんびりしていて、なかなか気持ちが就活に向かわないので、
どうしたら、それを高められるか?というお題。

その原因は、
外国では、転職は普通なので、新卒で
頑張らなくてもいいという文化なのだという。

それって面白いかもしれないなあと。
外国人と日本人の就職観って違うんだ。

それ、1年生の時とかに交流しても面白いかもなあと。

あとは
「やりたいこと」ではなくて、
「求められている」から就職するんだ
という基本的な考え方。

食べものとキャリア教育
「ホワイト企業」(高橋俊介 PHP新書)にも書いてあったけど、
日本では規範的仕事観というべき仕事観があり、
働くことそのものに価値があるというマインドで働いてきたが、

経済的に豊かになることによって、
「功利的仕事観」というような、
なんのために働くのか?
というようなことを問うようになった。

それがあまりにも行き過ぎると、
「やりたいことがないから仕事をしなくてもいい」
ということになってしまうと高橋さんは言います。

あるいは、「やりたいことがわからない」
と言って過度に悩むことになります。

そんなことをまずは実感する授業、あるいは課外活動が
できるのではないか?
比較文化キャリア論的な感じですね。
そんなことをワークしました。

すると、やはり根底にあるのは、
農耕(稲作)と狩猟の文化の違いなのかもしれないと。

「生き方」と「働き方」はセットであり、
「食べ方」と「生き方」もまたセットです。

どうやって食べてきたか?

日本人は2000年もの間、
稲作を中心として食べてきました。

稲作のキーワードは、
定住、前年どおりです。
何しろ、稲は連作が可能で、
素晴らしい栄養価を持ち、保存が効きます。
多くの人がこれによって文字通り「食べる」ことができたでしょう。

狩猟のキーワードは、
移動、新たな試行です。
獲物を求めて、自分たちが移動していき、
狩りの方法も新しいことをどんどん試してみることが大切です。

稲作では、新しいチャレンジは大きなリスクです。
前年どおりにやれば、一定量の収穫は見込める。
にもかかわらず、新しい方法でチャレンジすることは
「奇跡のリンゴ」の例でもそうですが、ものすごいリスクです。

そんな文化的背景を
ご飯を食べながら語り合うっていうのは
なかなかいいんじゃないかなと思います。

「視野を広げる」
というのは、「いろんな職業がある」ということではなく、
坂口恭平的に、世の中を複層化してみることと、
時代の時を超えて、2000年前とか江戸時代とかに
タイムスリップしたり、とか、
国境を越えて、いろんな国の働き方に触れるとか、

そういったことなのだろうと思う。

意外に面白いかもしれないな、比較文化的キャリアデザイン論。

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Posted by ニシダタクジ at 08:12│Comments(0)学び
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