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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2015年10月17日

「自信」の正体

「自信」の正体
「幸せのメカニズム~実践・幸福学入門」(前野隆司 講談社現代新書)

前野先生によると、
幸せには4つの因子があるという。

1 やってみよう!因子(自己実現と成長)
・コンピテンス
・社会の要請
・個人的成長
・自己実現

2 ありがとう!因子(つながりと感謝)
・人を喜ばせる
・愛情
・感謝
・親切

3 なんとかなる!因子(前向きと楽観)
・楽観性
・気持ちの切り替え
・積極的な他者との関係
・自己受容

4 あなたらしく!因子(独立とマイペース)
・社会的比較志向のなさ
・制約の知覚のなさ
・自己概念の明確傾向
・最大効果の追求

とまあ、この4つ。
いやあ、すごいね。
なんか実感あるなあ。

大学生の時に畑をやって、
「幸せとはつながっていることだ」
と確信した。

自然につながっていること
人につながっていること
地域につながっていること

それは
1の自己実現と成長よりも
強い気がした。

まあ、でも前野先生のいうように、
この4つの因子がバランスよく
備わっていると、幸せな感じがします。
そしてこれらが密接にかかわりあっているのだなあと。

キャリア形成においても
これらの4つは本当に重要だと思うし、
「自信」って一言でいうのは、実は分解するとこういうこと
なのかもしれない。

とくに3のなんとかなる!
がキャリアドリフト理論においては
カギになる。

問題はそれをどのようにつけていくか?
というところになる。

粟島に行って、自分に自信がつく、というのは、
一方的な贈与を受け、
2 ありがとう!因子を刺激し、

失敗が受け入れられる場所で、自分を受け入れてもらい
3 なんとかなる因子を育て、

そのあいだに、地域の人と接することで、
「価値観が多様であること」に触れ、
4 あなたらしく!因子が育つ。

そうやっていると、
個人の目標がようやく見えてきて、
1 やってみよう!因子が
芽生えてきて、何かをやってみることができるのではないか。

そんなことを研究したいなあと思う。

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Posted by ニシダタクジ at 06:29│Comments(0)
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