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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2015年10月23日

もし、すべての仕事がアートプロジェクトだったら。

Think by hands!(考えながら作るのではなく、作りながら考えよ)
(マーティン・テイラー)


「21世紀のビジネスにデザイン思考が必要な理由(佐宗邦威 クロスメディアパブリッシング)

読み始め。
chapter2「作り手魂の学校」
いいっすね。

冒頭の1文から始まります。

プロトタイピングメソッドの話。
プロトタイピングとは、試作すること。

スケッチプロタイピング(手書きでスケッチブックに書く)
フランケンプロトタイピング(紙や段ボールを使って試作)
・・・と
進んでいって、最終的には実物大体験プロトタイピングまで行く
やり方です。

ここで大切なのは、
「手を動かす」ということ。
作りながら考えるから、いいものができる。
これは、デザイナーの常識なのだそうです。

あと、おもしろかったのは、
優秀なデザイナーのプレゼンテーションのこと。

自分のアイデアをプレゼンするときに、
必ずといっていいほど
「私が解決したい課題は・・・(the problem I would like to solve is)」
という言葉から話し始めることだそうです。

並みのデザイナーは
「今回僕が作ったのは・・・(what I worked this time is)」
と言いたくなりますが、優秀なデザイナーは必ず、「課題解決」
をデザイナーの仕事としてとらえているのです。

~~~ここから引用

デザインは、それだけで世界を良いものに変えることができるような
大きな変化をいきなり生み出すことは難しくても、
日常の課題を確実に解決することで、“世界を“ちょっと良いものにしつづける”
ことなら可能です。

ですから、デザイナーにとっての課題解決とは、
ユニークな視点で課題を発見し、具体的に解決策を作り出すことです。
つまり言い換えれば、デザイン思考のスキルはあくまで世の中の課題を
解決するために使われ、そのために自分が小さな課題を確実に解決していく
ためのものです。

~~~ここまで引用

デザインとは、課題を解決するということ。
なるほど。ここなんだな。

そして、そのためには手を動かす、ということ。
試作し続ける、ということ。

なるほど。
デザインと仕事と人生って似ているなと。

章の最後にデザイナーの常識とビジネスマンの常識が書かれていた。

☆デザイナーの常識
・作りながら考える
・形にして議論する
・プロセスは緩く設定し、柔軟に変える
・良い点を見つけて強める

★ビジネスマンの常識
・何を作るか考えてから作る
・前提条件をしっかり定義し、論理的正しさから結論を合意する
・プロセスは全員が明確にわかるよう構造化
・悪い点は潰していく

そうそう、そうそう、って感じ。
どっちが正しいとかっていうはないのだけど、

これから大きく変化する時代。
しかも変化がどの方向なのかわからない時代に、
ビジネスマンの常識だけでは通用しないんじゃないかと思う。

そういう意味では、
中学生高校生が学校と家庭以外に居場所が無く、
地域のさまざまな大人との接点がないという課題に
挑んでいる「ツルハシブックス」は、
デザイナー的なプロジェクトだと言えるだろう。

作りながら考える。
今井さんと5年前の高崎イオンで構想していた絵は、
プロセスは予定と全然違ってけど、ちゃんと目的を達成しているし、
いまなお、そのプロセスの中にいる。

北澤潤さんに会ったことで、
「ツルハシブックス」はアートプロジェクトだと確信した。

いや、
もしかしたら、すべての仕事はアートプロジェクトに
変えられるのかもしれない。

そんな魔法の言葉を昨日走っていて思いついた。

「もし、すべての仕事がアートプロジェクトだったら」

自分はどう振る舞うだろうか?
つくりたい作品はどんな作品なのだろうか?
誰と共演していくのだろうか?

そんな問いが次々に生まれてくる。
いつの間にか、仕事はアートプロジェクトに変わる。

ツルハシブックスというアートプロジェクト。
参画者する劇団員を募集しています。

今年の春、鹿児島から新潟にやってきた
コメタクの吉野さくらさんが素敵な募集メッセージを書いてましたので
紹介します。


~~~ここから

「なぜ新潟に来たのか」

たぶん、私にとってこの半年で一番投げかけられた問いだと思います。
この問いに答えるには、いろいろな順序と
いろいろな出来事を辿らないといけないのだけれど、
そもそものきっかけは、去年の今頃、
ツルハシブックス~ジブン発掘本屋の『劇団員』になったことが大きいなあと思います。

鹿児島で暮らしていた時から、不思議で面白い本屋さんだなと思っていたツルハシブックス。
数回訪れて、その度にその不思議さと面白さにわくわくしていたのを覚えています。

そんなツルハシブックスが「劇団員」を募集していることをFacebookで知りました。
「本屋が劇団?」
なんだかよくわからないけれど、面白そうだなーと思ったので、
私も思い切ってツルハシブックスという本屋を舞台に演じてみることにしました。

それがきっかけでツルハシブックスとの縁が強くなって、
あれよあれよという間にツルハシブックスのある内野というまちに惹かれ、
今は内野で米屋さんをしています。そして、たまにツルハシブックスで店員もしています。

本屋のある1日を演じています。目の前にあるものや
人と向き合う為に演じています。
あの時、劇団員にならなかったら、今頃どこで何をしていたんだろう。
最近よくそんなことを考えてしまいます。

ツルハシブックスや劇団員の魅力を上手く表現するのは、
今の私には難しいのだけれど、
今内野にいることを後悔してはいないし良い舞台に立っている気がします。

今日もツルハシブックスを舞台に、
学校帰りの中学生が自分の好きな漫画の一場面について
仕事帰りの大人たちに熱弁していたり、

フラッと立ち寄った高校生が大学生に進路の相談をしていたり、
近所のおじちゃんが偶然居合わせた旅人たちに
新潟の食の豊かさを力説していたり、様々な物語が生まれています。

これからも、気がついたら世代を超えた友人や仲間ができていて、世界が広がり、
誰かの新しい人生が始まるかもしれない…
と思えるような舞台づくりを、私はしていきたいなあと思います。

ちょっと変わった本屋の「劇団員」という生き方もいいんじゃないかな。

『気づいたら私も、本屋という舞台の共演者になっていました』

\ツルハシブックスでは第3期劇団員を募集しています/
http://www.tsuruhashibooks.com/gekidan.html

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