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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2015年10月27日

好きと隙

「好き」のある暮らしと「隙」のある暮らし。

両方、失ってしまったのかもしれないな。

経済至上主義
目的至上主義
効率至上主義
の名のもとに。

「好き」だけでは理由にならない。

そして、
「何のために」と問われ、
「そのために」とスケジュールを埋めていく。

僕が本屋をしていて驚いたのは、
行動力があり、すでに行動している学生の中に
大きな不安を抱えている人が多いということ。

「いまやっていることが、
何につながっているか、わからない」

そう。
スティーブジョブズの言葉を借りれは、
後から点と点はつながるのだけど。

あまりに目的化・効率化を
強いられる学校生活の中では、
その余裕、つまり隙が入る余地がない。

目的最適化。
つまり最短距離を行く人生を
設計しなきゃいけないような気がしていて、
隙があると不安になる。

「好き」も同じだ。

「好き」に理由なんて要らないのだけど、
多くの人がどこが好き?なんで好き?って聞いてくる。

説明する必要なんて本当はないんだけど。
自らの感性がYesと言っていれば、
それだけでよいのだけど。

質問者がその人や現象を「理解したい」
為だけにされる質問は時に人を傷つける。

世の中に好きと隙を増やす。
コメタクのミッション。

なかなかいいミッションなのかもしれないな。

荒川河川敷で少年野球の声を聴きながら
遠くに見えるスカイツリーを見る人生の隙。

そういうのが大切だと思う人と一緒に創りたい何かがある。
好きと隙

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Posted by ニシダタクジ at 07:12│Comments(0)日記
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