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ニシダタクジ
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 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2015年11月12日

ツルハシブックスで買うべき本

僕を商売の世界に導いてくれたのは、
大学生の時に塩見直紀さんに頂いた1冊の本。
「ワクワクするビジネスに不況はない」(小阪裕司)だった。

あれ以来、僕は小阪裕司先生のファンだ。
(最高傑作は「冒険の作法」(絶版)だと思っている)

小阪さんは、商売を営むことを
「師匠と弟子」の関係だと例えたことがある。

店主は「マスター」(師匠)であり、
お客は「弟子」だ。
そんな師匠と弟子の関係性が
ファンをつくるのだと言う。

僕が2004年に持っていた名刺の肩書は
「吉田松陰プロジェクト 代表」だった。
コンセプトは「師匠と弟子」の関係性を増やし、
まちを学校にする。

ツルハシブックスは、
「居場所」としては、成功している。
人が集まる場になった。

ここでもう一度、
「本屋」として、どうあるべきか?
と考えてみる。

「居場所」としての顧客と「本屋」としての顧客。
これを捉えなおしていく必要があるのではないか。

「本屋」としての顧客は、
大学生・20代を中心に、
「地域と自らの未来を創っていく意志のある人たち」
が顧客になるのだろうと思う。

そんな人たちにヒントになるような、
力になるような、仲間が増えるような
そんな本を売っていくこと。

そのためには、
「ツルハシブックスで買わないとダメだ」
と思えるような本を売ることだと思う。

小阪裕司さんの本に出てきた
ファンのお客さんが言っていた。
通販でいくらでも同じものは手に入るのだけど、
「ここで買うと、パワーが入るのよ」

それってホントなんだろうと思う。
人の感性ってそれくらい強いのだと。

ツルハシブックスで買うべき本。
僕がおすすめするのは、
いまなら「ゆっくりいそげ」(影山知明 大和書房)
ロングセラーなら「ナリワイをつくる」(伊藤洋志 東京書籍)

本屋として、「未来」を創る本屋になること。
「未来」とは、ひとりひとりのこと。
そんな棚づくりをサムライたちと始めようと思う。

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Posted by ニシダタクジ at 07:23│Comments(0)
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