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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2015年12月08日

豊かさとは、朝、米を炊くこと

カキモリとの出会い。
今年もっとも大きな出会いに
なったかもしれない。

これまでの自分が歩んできた道と
これから歩んでいく道が
ひとつにつながったような、
そんな感覚。

ビジネスとは、事業とは、プロジェクトとは、
「豊かさとは何か?」の表現活動であり、
売り上げとは、
誰かに届けたかった手紙が届いたということ。

そしてそれは、
主催者が自らつくるのではなくて、
参加者と、いや共演者と一緒に作っていくもの。

大学時代から問い続けていた、
「豊かさとは何か?」
という問い。

これに答え続けていくこと。
考え続けていくこと。
お客さんとともに考えていくこと、
作り続けること。

きっとそれがこれからの「仕事」になる。

1999年に始めたまきどき村。
そして、「人生最高の朝ごはん」

それは、「人生最高」とは、
ひとりひとりの主観であるということ。
参加者ひとりひとりの顔ぶれによって
さらなる「最高」があるということ。
毎週更新される「人生最高」がそこにはある。

カキモリが教えてくれた。

豊かさとは、手紙を書くこと。
自分で選んだ便箋と封筒で、
自分で選んだペンとインクで手紙を書くこと。

そう。

「豊かさとは?」
という問いに、自分なりの仮説を立て、表現し、
お客さんとコミュニケーションしながら、作り上げていくもの。
それを未来と呼ぶのではないだろうか。

カキモリには、
古くて新しい「未来」があった。

僕が目指していきたいのもきっとそういうところだと思った。
いままでも、そうやって来た。

豊かさとは、畑をやることだと。
豊かさとは、地域とつながることだと。
豊かさとは、囲炉裏を囲んでご飯を食べることだと。

豊かさとは何か?
という問いに仮説を立てる。
そしてそれを表現する。
共演者とコミュニケーションしながらつくっていく。

それこそが「未来」なのではないか。

ハックツが考える「豊かさ」は、

豊かさとは、誰かに本を届けることだ。
思いを込めて、メッセージを書いた本を、誰かに贈ることだ。
その本が誰かに届くことだ。

ツルハシブックスが考える「豊かさ」は、

豊かさとは、「偶然」を届けることだ。
思いがけず立ち寄った店に小さな出会いがあり、
そこから新しい人生が始まっていくことだ。

コメタクが考える「豊かさ」は、

豊かさとは、朝、米を炊くこと。
自分で選んだ茶碗に、
大好きな米屋で買ったごはんがよそわれる瞬間のことだ。

豊かさとは、〇〇である。
と仮説を定義し、その実現に向かっていくこと。

お客さん(共演者)とコミュニケーションしながら、
その本質を探りながら、作り続けていくこと。

未来はきっと、そこにある。

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Posted by ニシダタクジ at 07:09│Comments(0)思い
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