2015年12月14日
会うたびに変わらない熱意で実現を語ること
茅ヶ崎・REVENDEL
「暮らしの教室」のひとつ。
3地域4会場で展開される
「暮らし」を考える場。
http://monosashi.me/
モノサシっていうアドレスが素敵だ。
代表の熊澤さんの、「暮らしと農は切り離せない」という言葉どおり、
農園があり、クラブハウスがあり
メンバーになると宿泊も可能という素晴らしい場だった。
昨日は
「お金を超える価値のつくり方」ということで、
並河進さんの講座。
並河さん
並河さん+熊澤さん
今回のワークショップのお題は、REVENDEL農園で作られた
小麦と大豆から作った味噌を何と交換するか?
~~~ということで以下メモ
小さな世界⇒大きな世界
家族⇒地域⇒国⇒グローバル
多様性 小⇒中⇒大
モノサシ 大⇒中⇒小
グローバル:共通言語が少ない⇒モノサシが少なくなる。
買う
モノ←お金
→
売る
お金=便利なものさし
基準がひとつしかなくなっていく恐ろしさ
価値があってお金(価格)が生まれた
↓はずなのに
いつの間にかお金(価格)によって価値が決まる
ようになっていた。
もはや自分で価値を判断できない
→価格によって価値を判断する。
without money
資本主義の世の中でどうやって
お金を超える価値を生み出していくか。
買う
モノ←お金
→
売る
モノに新しい価値を与える。
お金じゃないもので買う
タンス+机⇒値段のわからないものになる。
相場観のないものになる。
価値あるとされているものを疑ってみる。
価値がないとされているものに価値を見出す。
「新しい」」
「便利なもの」
「きれいなもの」
は本当に価値があるのか?
落書きされた教科書はきれいではないが、教科書っぽいのではないか。
それ、つくりますプロジェクト
新日本様式こころプロジェクト
「せつない」を成分分析する。
⇒商品開発する。
トイレ美術館
⇒トイレの見え方が変わった。
買う
モノ←お金
→
売る
買うという行為に買う以上の価値を与える。
千のトイレプロジェクト
東ティモールでトイレをつくる。
村の人と一緒につくる。⇒ほめられるのを待っている。
ネピアのシェア上がる
→お店が共感して商品を置く
→売り上げが上がる
・応援につながる
・参加する
買うことが応援につながったり、参加につながったりする。
GIRL meets GIRL
ピンキーリング
買う
モノ←お金
→
売る
お金じゃないもので売り買いする
グローバリゼーションの波
勝ち残るには値段や差別化しかないのか?
そもそも戦わなければいけないのか?
ルールが1つなのはどうか?
⇒without money
値段を外した状態でデビューさせる。
⇒価値・価格を決めさせる。
モノ→お金
が
モノ←お金
に変わっている。
逆アリプロジェクト
逆にありかも、を考える。
こわいおじさんにクマさんと名付けるとかわいくなる。
モチベーションは問いを実証したいということ。
目に見えないものと経済をつなげていくこと。
毎回世の中に響かなくてもいい。
試行すること。
やっている人がどういうバックグラウンドでやっているかが大事
こうやってつくったんだ。
チームに必要なのは、
最終的にカタチになるんだと信じていること。
1人でもヤケに信じているやつがいることでカタチになる。
会うたびに変わらない熱意で実現を語る人
実現した実績のある人→それを入れていく。
みんなが信じられる何かを入れていく。
~~~ここまでメモ
いやあ。
スゲー。
カッコイイなあ。
並河さんはアーティストだなあと思った。
目に見えないものを経済とつないでいく。
そのプロセスでたくさんの問いを生んでいる。
アートの役割は、当たり前に問いを生むことだと
北澤潤さんが言っていたけど、
究極の当り前であるお金に、問いをなげかけているんだなあと。
これについてはまた明日。
一番印象に残ったのは、最後のところ。
プロジェクトが実現するのに必要なのは、
最終的にカタチになると信じている人の存在。
これ、きっと僕の役割だなあと。
最終的にカタチになるのだと信じること。
そして会うたびに変わらない熱意で実現を語ること。
それがコメタクでもハックツでもツルハシブックスでも
僕の役割なのではないかと思った。
素敵な時間と空間でした。
ありがとうございました。
Posted by ニシダタクジ at 08:06│Comments(0)
│人
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。