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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2016年03月06日

学びは驚きから始まる

かつてアリストテレスは「学びは驚きから始まる」
と言い残したそうだ。

現代の学びにおける「驚き」とは、
いったいどこから来るのか?

昨日は、
学生ボランティアフォーラム2016@代々木青少年オリンピックセンター
2日目に行ってきました。

昼間は学生と支援者(教職員等)に分かれての開催


塩尻の山田さんに終わってからまさかの遭遇。
学生分科会の第1分科会の担当だったようです。
さすが大物。

参加したのは
支援者向けシンポジウム
「コミュニティの教育力とボランティアコーディネーション」

パネラーは
興梠寛さん(昭和女子大学)
内田純一さん(高知大学)
渡辺豊博さん(NPO法人グラウンドワーク三島)
の3名。

この3名の発表がそれぞれ熱かったので以下メモ

~~~ここからメモ
(興梠先生・昭和女子大学)

・コミュニティサービスラーニング(CSL)
・「自己への探求(人間力を育む)」
・「社会課題の理解(社会力を育む)」
「学習成果の応用(学習力を育む)」

・CSLを通じて可能性を発見して未来を切り拓く人材を生むことで課題を解決する。
・コミュニティ(地域社会・グローバル社会)がキャンパス
・予想しない発見がある
・地域社会に貢献しながら自ら学ぶ
・ボランティア(社会貢献)とインターン(学び)のあいだ
⇒コミュニティサービスとフィールドスタディのあいだ
⇒サービスラーニング

・コミュニティサービスラーニングの4つのプログラム
1 直接的サービスラーニング:援助を求める人へフェイストゥフェイスで支援する活動
2 間接的サービスラーニング:まちづくりなど自然やコミュニティへ貢献する活動
3 アドボカシーサービスラーニング:教育や福祉、などの啓発活動
4 リサーチサービスラーニング:学術研究を通して貢献する活動

・コミュニティサービスラーニングの学習形態
教科学習×社会貢献=課題解決型学習
1 教科融合型:教科学習の一部の時間を使って社会貢献活動を行う
2 強化連結型:教科学習で学んだ成果を社会に還元する
3 自主学習型:学生生活の中でテーマを設定し社会貢献を行う

・コミュニティサービスラーニングの4つの教育的アプローチ
1 価値理解アプローチ:
生命の尊厳、人権、文化の多様性、相互依存と共生社会、自己の社会的責任と役割などについて学習する
2 課題分析アプローチ
地域社会の課題を自らの手で発見し、現状を理解するとともに、その原因を探りながら課題解決へ実践的アプローチにつながていく。
3 関係理解アプローチ
私たち自身が、社会の課題とどのようにつながっているかを理解し、課題の共有をし、市民としての自覚と責任意識を育む。
4 問題解決アプローチ
自らの手で特定した社会問題についてどのように解決していくかを考え、仲間と共に創意工夫しながら社会貢献活動を展開する。

コミュニティサービスラーニングの学びのプロセス
理論学習×実践学習=知の統合

1 理論学習(知的探求:考える、理解する、整理する、考える)
2 事前学習
3 体験学習
4 実践学習(実践的探究:自己の在り方を探求する、社会の課題を理解する、学習成果を応用して貢献する)
5 総括学習
6 知の統合(評価の視点:独創性、社会提案、客観的検証、理論の反映、実践の成果)

・学生がすべてのプロセスに参画する
事前学習⇒体験学習⇒総括学習

1 事前学習:学習テーマの設定、社会課題の分析、活動先の理解、活動目標の設定と共有、コミュニケーション実技、計画の作成

2 体験学習:コミュニティの課題の中に身を置きながら、自分に出来ることで貢献し、その問題解決の方法を探求し、提案する。

3 総括学習:学習の成果や課題を共有しながら、学習テーマに対して、自分に何ができるか、社会に提案することは何かを発表し共有する。

●コミュニティサービスラーニングセンター:コーディネーター1名

教師学生のニーズと社会ニーズ(おもに世田谷ボランティアセンターから)
をマッチングさせる学習計画づくりを行う。
(NPO中間支援のコーディネーターと連携)

大学の教育力や学生の学ぶ力⇔コミュニティの課題に秘められた教育力
学びと社会課題を結び社会に貢献⇔地域グローバル社会の教育の場を提供する

・昭和女子大学CSLセンター(ENVO)は、学生参画のボランティア広場
・CSLコーディネーターと学生コーディネーターがコラボ
・情報提供、相談助言、活動提案、地域協働、教育支援を行う
・世田谷ボランティアセンターと協力協定
(夏のボランティアプログラム、災害ボランティアコーディネーター研修、ボランティアコーディネート協力)
・風の学校ボランティアキャンプ(女川・伊那谷、チェンライ、阿蘇でのワークキャンプ)
・宿泊滞在型のワークキャンプの効果が高い。
・学生がプログラムをつくり、企画運営し、学生が口コミで参加者募集する。
・学科学年を超えていくプログラム。
・学生がプログラムをつくれば、人は集まる。
・みんなでひとつのことを目指していくこと

・Make a difference!

(内田先生 高知大学)
・地域協働学部は地域協働型人材を輩出する
・講義→実習→演習→(論文)
・座学と実践がひたすらやってくる
・「個人」と「チーム」を往復する(事前学習、実習、振り返り)
・「目標設定」「五感発動」「相互支援」「地域理解」「次回の目標設定」

・キャリアデザインバー、アイデアソン:学生の発案

・地域協働マネジメント力(地域理解力、企画立案力、協働実践力)
・「共感力」など、それぞれ5個ずつ15のチカラをルーブリックで評価
・ポイント振り返りで具体的活動のことを書かせる。

・地域協働パートナー制度をつくっている。

(渡辺先生 グラウンドワーク三島)
・「右手にスコップ、左手に缶ビール」
・現場に真理がある。時代に流されないように。
・学生はふるさとを知らず、会社を3年で辞める
・「移住ブーム」でいいのか?地域の人が誰もいかないパン屋でいいのか?
・国を挙げて「地方創生」というダマシをしていないか?

・「光」と「影」をどう学ぶのか?
・自らが「社会実験」をやることでどう地域を変えられるのか?という実践

・ふるさとこそビジネスチャンス。人がいるのだ。年寄=資源。
・主体者をどう増やすか?
・「現場に出て段取りを考えろ」それに尽きる。「何も言わない」「何も教えない」
・ゴミだらけ、挨拶できない⇒ボランティアより人格。
・グラウンドワーク三島:現実的社会教育
・市民:汗を流す、行政:支援する、企業:協力する=3分の1の原則

・成果を出してナンボ「答えを出す」⇔思いつき
・3年やって次につなげること
・問題は点で起こる。川と道路をつなぐと面になる。
・源兵衛川:3年間で200回の会議をして合意形成
・毎日1500名の子どもが来る:地域協働で清流が復活。

・自発的な問題意識を取り出せるか?
・感情的な市民運動で地域は変わらない⇒データを出す。

・「現場に真理がある。」
⇒実践的で多様な現場をコーディネートすること

・地域からの評価は、あとかたづけがきちんとできているかどうか?

(まとめ)
・地域の中での学び:シチズンシップ教育:当事者意識・主体性のある市民をつくる。
・行政は、企業は、市民は、地縁社会は?というのを主体的にとらえ、じゃあ自分はどうするか?を考える。
・感性で受け止め、市民性を高めていくこと

・大学と地域の信頼関係をつくり、地域貢献を真剣に考える
・地域とコミュニケーションできるか?
・新しい「学」をどう立ち上げていくか?
・地域から何を学ぶか?
・持続可能で内発的自発的地域をどうつくるか?

・「何のために生きてるのか」舞台を探しあぐねている。
・「舞台」(=課題)は三島(地域)にある。
・能力・可能性が開く。社会的に何が必要かわかる。
・自分を自分で気づかせることができる

・「学び」は驚きから始まる。
・「驚き」は「図書館」ではなく、現場にある。

~~~ここまでメモ

すごい長文になっていしまった。
お三方からのメッセージは非常に学ぶところが多かった。

「驚き」の機会をどうつくっていくか?
そして、どのようにチームで協働して学ぶのか?

そんな設計が求められている。
コーディネーターという仕事、楽しいな、これは。

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Posted by ニシダタクジ at 09:04│Comments(0)学び
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