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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2016年04月18日

夢はのりもの

夢はのりもの

「ゆめのはいたつにん」出版記念イベント
千住まちマルシェ@北千住長円寺にいってきました。
僕は、書籍販売&サイン会担当でした。

夢はのりもの
「ゆめのはいたつにん」(教来石小織 センジュ出版)
センジュ出版の記念すべき第1作目。

この本には、
とっても素敵な「手紙」が詰まっています。

この本を読んでいて、
ふと思ったつぶやき。

「夢はのりもの」
夢は見るものではなく、のりものなんだって。

スゲーって。
だから、そのことを著者に伝えようと、
「ゆめのはいたつにん」をあらためて読んでみるのだけど、
全然その場所が見つからない。

見つからないままに、
イベントを迎え、サイン会の時間がやってきた。

「あそこがいちばんよかったです。夢はのりもの、のところ」
「えっ。そんなこと書いてないですよ。あれ、西田さんのオリジナルです。」
「ええええ!!ホントですか??」

とめちゃめちゃビックリ。
ということで、過去のtwitterを見直して、
ふたたび「ゆめのはいたつにん」を読み直してみる。

すると、ありました。
122ページ
「こんな私でさえ、夢はすごいところに連れていってくれました。」

これだ、きっと。
夢が教来石さんを連れてってくれた。
きっとそれって本当だろうなあと。

夢はのりもの。

目指していくものではなく。
追い続けるものでもなく。
のりもの。

そしてそこにはおそらく、
目的地が設定されていない。

でも、来たるべきときに。
そののりものは、乗換駅に、乗換港にたどり着く。
違うのりものに乗り換えるときがくる。

そしたら、乗り換えればいいんだ。

昨年9月、今井さんがツルハシブックスを卒業したときの、あの感情だ。
http://hero.niiblo.jp/e473195.html

だから、乗ってみたらいいんだ。
恐れずに。

どこに連れていかれるのか、わからないけど、
夢は自分をいろんなところに連れていってくれる。

他者の夢を応援するっていうのは、
そののりものの乗組員を志願するということ。
決して進路を指し示すことではない。

乗換駅に、あるいは乗換港に到着する日まで、
一緒にこの列車に、この船に乗らないか?

キャリアドリフト時代の「夢」は、
目指すものでも叶えるのものでもなく、
のりものなのかもしれないな。

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Posted by ニシダタクジ at 06:14│Comments(0)言葉
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