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ニシダタクジ
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 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2016年05月29日

未完成であること、無力であること

未完成であること、無力であること

昨日は、鹿児島での吉野さくらさんとの
初コラボでした。

やっぱり吉野さくら、スゲーって。
ほんと、スゲー人とやってるな、って思いました。
言葉がどんどん紡がれていっているなあと。
開花の階段を登りまくっているなあと。

~~~以下メモ

新潟に来る決め手となってのは
一番よくわからなかったから。

不安は、いいと思ったものに飛び込めないこと。
機会を得られないこと。

やりたいことはよくわからないけど
「ああ、このために新潟に来たんだ。」
と思える瞬間がある。

小豆の炊き方
すぐにネットで調べないでばあちゃんに聞く
ふたりが関わることになる。

わからないを表明する。
隙がある。

未完成である。
隙がある。

「すき」のある暮らし。

大切にしたいものを大切にする。
無力である、という豊かさ。

できない
ということは誰かと一緒にやれるということ。

人生は個人戦であるという錯覚。

「ひょっとしてこんなのもできますか?」
眠れる才能をお願いすることで開花させる。

ムチャぶりから始まる開花。
Dance with 〇〇?
誰と一緒に踊りたいのか?

若者の価値は無力であること。

~~~以上メモ。

いやあ。おもしろった。
参加者も全然帰らなかったので、
伝説のイベントになりました。

僕が一番思ったのは、
やはり「未完成である」「無力である」
という可能性についてです。

未完成で無力。
これは、商店街や地域で
活動していくうえで、最強のコミュニケーションツールに
なるのだなあと。

「参加のデザイン」になるのだなあと。

無力であるということ、未完成であるということは
誰かと一緒にできる余地がある、
つまり隙があるということ。
余白があるということ。

彼女がお米屋をやっている理由は、
もしかしたらそこにあるのかもしれません。

白いごはんのように、
無力で未完成な存在こそが、
多くの人の「参加」を促していくのだろうと
思いました。

だからこそ、大学生や20代の子は、
地域に出ていくことです。

企業インターンでは、価値(経済的価値)
を生み出せる優秀な人材が求められます。

しかし、地域インターン、田舎インターンは
参加のデザインを生み出す、
無力で未完成な人材が求められます。
必要なのは少しの行動力だけです。

地域が求めているのは、経済的価値は2番目で
もしかしたら、1番目は、「参加のデザイン」なのかもしれません。

さくらさん、あすみさん、はまつさん
素敵な機会をいただき、本当にありがとうございました。

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Posted by ニシダタクジ at 06:02│Comments(0)学び
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