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ニシダタクジ
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 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2016年06月03日

「学びたい」「勉強したい」に答える


「評価経済社会」(岡田斗司夫 ダイヤモンド社)

本日もひとりゼミ。
評価経済社会です。
よろしくおねがいします。(笑)

いちばんおもしろかったのは
「ネット中世」という言葉。

つまり、本書によれば、
堺屋太一の
「やさしい情知の法則=どんな時代でも人間は、
豊かなものをたくさん使うことは格好よく、
不足しているものを大切にすることは美しいと感じる」

に基づき、
大きな時代の流れを次のように整理します。

1 古代(縄文):モノ不足・時間余り
今日生きるここと。

~~~農業革命

2 封建社会(弥生~鎌倉・室町・戦国):モノ余り・時間不足

3 中世(江戸):モノ不足・時間余り

~~~産業革命

4 近代(明治~昭和):モノ余り・時間不足

~~~情報(ネット)革命

5 これからの社会

となるわけですが、これを著者は「ネット中世」と表現したりします。
精神世界を大切にし、科学よりも抽象的な芸術を愛する。

これは、中世と違って、
自分は神の思し召しによって
生まれて死んでいくのではなく、
自我が確立していき、自ら選択し、生きていかなければ
いけないからです。

「モノ不足・情報余り」な時代に、
何をするか、といえば、いわゆる「アマチュア活動」です。

これらの特徴は3つあります
・お金儲けを度外視している。
・相手(お客)にとっても何の腹の足しにもならない。
・活動の動機は「好き」とか「おもしろい」という気持ちを大切にしたいから

つまり、同人誌やクラフトをつくって売るというのも、
自分の好きという気持ちを再確認するために描き、つくり
その気持ちに共感してくれる人の存在を確認するために
売買という形をとるのです。

またもうひとつ、
「教育」も大きく変化せざるを得ないでしょう。

教育の目的を胸を張って言えなくなった。
ちゃんと勉強すれば、都会で働ける。
勉強しなかったら、田舎で百姓だぞ。
と言われて、影響された時代は終わりました。

また学校で教えてくれるのは
「産業主義」に基づいたスキルです。

これでは「学びたい」の欲求にこたえられません。
だから若者は、大学を卒業して専門学校にいく、
あるいは在学中にインターンシップにいく、
ということが起こっているのではないでしょうか。

「勉強したい」という彼らの目的は
自分を豊かにすることです。
もちろん金銭的にだけでなく精神的にも。

ネット中世と現代はよく似ていますが、
以下の3点で違いがあります。
1つ目「ネットによる情報あまり現象」
2つ目「唯一無二の存在であるという自己認識」
3つ目「一生、お勉強」

なるほど。

学びたい、勉強したいというのは、
やっぱり本能なのではないかと思います。

それが学校や会社だけでは満たされない。
だから、ほかのところで学ぼうとしているのではないでしょうか。

それにこたえられる
非営利組織がこれからの主流になると
ドラッカー先生はいっているらしいのですが。

そういう意味では、なかなかいい線いってるきがします、ツルハシブックス。

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Posted by ニシダタクジ at 07:58│Comments(0)
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