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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2016年06月15日

「ふりかえり」というエンターテイメント

究極のエンターテイメントは「学び」であると思う。

新しいことを知る。
何かができるようになる。
過去の点と点がつながる。

その学びを
もっとも得られる機会、
それが「ふりかえり」ということになるのかもしれない。

「機会」を感知し、
「行動」が起こり、
「ふりかえり」で学ぶ。

おそらくはこの繰り返しによって、
人は学び、感性と価値観を磨いていくのだろう。

昨日のふりかえりの時間はとっても楽しいものとなった。

「ふりかえりの文化をつくる」
最近のテーマ。

ふりかえりの3つの視点
「自分視点」:自分が感じたこと、考えたことをふりかえる。
「構造視点」:関係性から構造的にふりかえる。
「未来視点」:時間軸で過去と未来の視点からふりかえる。

ジュニエコであれば、
「自分視点」で考えれば、小学生と接する中で感じたこと
考えたことをまずふりかえる。

「構造視点」では、小学生、親、青年部と自分たちなどの
関係性から、構造上の課題や利点などをふりかえる。

「未来視点」では、自らのキャリアを展望したり、
イベント自体の将来的な展開について考え、ふりかえる。

そして何より、
ふりかえりそのものを楽しくやらなければならない。

イベント後の「反省会」(いわゆる飲み会)
があるのに「ふりかえり」をしないなんてもったいない、
と思うくらいの「ふりかえりの文化」をつくりたい。

僕が中村さんに教わった振り返りの初歩的手法。

予想できたこと、できなかったこと
よかったこと、悪かったこと
という2軸でのマトリクスをつくり、ふりかえるという手法

左上:予想できたよかったこと
左下:予想できた悪かったこと
右下:予想できなかった悪かったこと
右上:予想できなかったよかったこと

右上よりも右下のほうを先に表記しているのは、
個人振り返りのあとのグループ、あるいは全体ふりかえり
の際に、この順番でやっていくと、ふりかえりが
楽しくなるのだということ。

ふりかえりが「反省会」(この場合は本当の反省会)
になってしまわないように。

「反省会」は、
「反省」しなければいけないから、

改善点がひたすら出てくる。
もっとこうしたほうがよかった、
ここは失敗だったから次はこうしよう。
いや、もちろんそれも大切なんだけど。
このマトリクスで言えば下の部分。

そこももちろんちゃんと議論するのだけど、
まずはよかったことから話をはじめ、
中盤でじっくりと反省・改善をして
ラストで「予想できなかったよかったこと」で終わる。

なにか、「行動」すれば、
「予想できなかったよかったこと」に出会える。
それをチームで共有すること。
それが一番楽しいのかもしれない。

「ふりかえりの文化」をつくる

そのためには、
ふりかえりのエンターテイメント性を
高めていくことが必要であるなあと感じた
ふりかえりでした。

以上、ふりかえりのふりかえり、終わり。(笑)

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Posted by ニシダタクジ at 06:32│Comments(0)学び
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