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ニシダタクジ
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 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2016年08月31日

いまなぜ、「ワークショップ」か

いまなぜ、「ワークショップ」なのか。


(かかわり方のまなび方 西村佳哲 筑摩書房 ※ちくま文庫からも発売されました)

この本を読みなおす。

当たり前のように使っている
「ワークショップ」とは、そもそも何か。

英語で「ワークショップ」とは、
工房・作業所のこと、つまりハード(建物)のことだった。

しかしわれわれは今日、イベントや会議などの
ソフトな意味として使っている。

「ワークショップ」が拡大解釈的に使われてきたのは、
1900年代のはじめ、T型フォードが世界を席巻し始めた頃であるという。

つまり、
「ファクトリー(工場)ではなく」
というニュアンスが含まれているというのだ。

~~~ここから引用

ファクトリー(工場)の特性は、
「何をつくるか?」があらかじめ決まっている点にある。
そしてそれを効率よく、高精度に、間違いなく生産するための
ラインが設計され稼働する。

一方ワークショップ(工房)では、
「何をつくるか?」はあらかじめ決まっていない。
少なくとも設計図のたぐいはない。
そこには素材があり、道具があり、
「少しでもいいものをつくりたい」意欲を持つ職工が集まって、
互いに影響を与えながら働く。

そしてつくり出すべき「なにか」が、その場で模索されていく。

ファクトリーは量産するが、ワークショップは量産のための空間ではない。
また前者において、失敗はあってはならないもので決して望まれないが、
後者(ワークショップ)では、失敗はむしろ重要な手がかりで、
いい失敗を積極的に得るべく試作が重ねられる。

ファクトリー(工場)は、
システムを所有し管理する側が大きな影響力と権限を
持つ社会を象徴している。
その発展は、素人より専門家が、
生活者より消費財を供給する側が
よりパワフルな社会の深化であった。

一方、ワークショップ(工房)では、
一人ひとりの個人が中心で、権限も分散している。

このようにファクトリーという対立概念を置くと
ワークショップという言葉に込められてきた願いの内実が
少し見えやすくなる。

~~~ここまで引用

わーって。
なるほどーーーって。
これは素敵な一節。

そうそう。
ワークショップは
・あらかじめアウトプットが決まっていない。
・失敗(試作)が歓迎される
・トップに立つ人ではなく、一人ひとりが重要

そうそう。
そうやって「場のチカラ」を高めた
ワークショップの中から「未来」が始まっていくと
僕は思っている。

これは「まちづくり」「地域づくり」の現場、
つまりソフトのワークショップでも同じだ。

そしてまさしく、
地域における若者(たとえば大学生)の
役割はここにある。

あらかじめアプトプットの決まっていないものを
場のチカラを通じて試作し、
実際やってみてふりかえること。

それってプロジェクトだけじゃなくて、
人生そのものなのではないかなあと。

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Posted by ニシダタクジ at 06:31│Comments(0)アイデア
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