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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2016年09月01日

好きじゃなきゃダメなんですよ

好きじゃなきゃダメなんですよ

「イチロー×矢沢永吉 英雄の哲学」(ぴあ)

武蔵新城のブックオフで200円。
10年前の本に、こうやって200円で
出会わせてくれるので、
ブックオフも悪くないなと思う。

熱い本だった。

まずは矢沢永吉

あのね、たしかに実現しました。
現実に、50歳のバースデーの日に、
万単位のスタジアムでアイラブユーOK、歌えました。

でもそれは、30代のときから、
俺、50歳までやるからヨロシク、
って言い続けてきたからとか、そんなことじゃないんですよ。

結局、イチローさんもそうだし、俺もそうだけど、
絶対いまを楽しんでやるんだ、
やるべきことがあるからうれしいんだっていう人は、
理屈なんてないんだよ。ただやってんだよ。ひたすらやってんですよ。

そしてイチロー

こころのどこかに子どもみたいな気持ちがないとだめだと思うんですよ。
もちろん職業意識がないとプロとしてまずいと思うんです。
でも、子どもたちが、そんなに上手じゃなくても、
どうしてあんなに楽しそうに野球をするのか?

それはまず、楽しいと思っているからなんですよね。
なにより野球が好きだからなんですよね。
でもプロ野球の選手になると、いつしか野球が好きじゃなくなる。

「こういうとき、どうだったんですか?」
と聞かれることは面倒だ。
もしそこで説明できるとしたら、
「それは、野球が好きだから」っていう。

いつまでも子どものような気持ちで
野球に向かっていけたら、サイコーですね。

ラスト

好き、好きでいたい。それなんだよね。
好きでいたいんですよ。好きじゃなきゃ、ダメなんですよ。
好きじゃなきゃ、なんなんですか。

仕事?
そらぁ、たしかに仕事なんだけど、
仕事だけじゃダメなんですよ。

やっぱり仕事という前にまず好きでないとね、
その気持ちがあって、「仕事、好きなんだよね」
って言うからハマるんじゃないですかね。

・・・
まあこんな感じ。
40分くらいで読み終わる薄い一冊。

だけど、胸には
熱くてさわやかな風が吹き抜ける。

夢とか目標とか、
がんばれば実現するとか、
そういうのじゃなくて、
目の前のライブを大切にしていくこと。

まずは好きになること。
そこからしか始まらないなあと改めて
実感した1冊になりました。

素敵な1冊を
ありがとうございます。

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Posted by ニシダタクジ at 06:17│Comments(0)
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