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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2016年09月17日

「過去」というモチベーションの源泉

3日目。

昨日のワークシートにタイトルをつける。
これはまずタイトルを付けるだけ。

見えてきた町のタイトル。
タイトルをつけると、それは「作品」になる。
2日間の総決算。

そのタイトルが
プレゼンテーション(提案)のテーマになる。

参考資料の提示。
RESASおよび統計資料および観光マップ

~~~
これは不要だったかも。
統計データで裏付けるほどのプランは練っていない。
観光マップもあまり良くなかった。
情報が多すぎる。

3日間を通して、
与えられた情報が多すぎた。

多すぎるインプットを受けているのに、
「1つに絞れ」とか「シンプルに」というのは
無理があったかも。
~~~

参考資料の提示の次は、プラン作成

星空の中から星座を見つける。
それをプランに落とし込んでいく。

BEFOREとAFTER
そこに自分たちは、そして、まちづくり会社は何ができるか。

プランの軸を見つける。
ここが各チーム苦労した。

具体的なプランに落とし込む
というのが難しい。

昼休み後
小さくまとまるな、というゲキを飛ばす。
「現実的になるな」というメッセージ。

締め切りを切ったことがプランは完成。
そしてプレゼンテーション。

・発表順はアルファベット順でよかったか?
・プレゼン時間5分間を測定したほうがよかったか。
・お金に関する質問は雰囲気もモチベーションも下がる。

・第2の顧客:メリットがある人は誰だろう?という問いかけ
もう少し視野を広げて考えてみる。

そして講評
・「目的」は本当に目的なのか?
・お金を稼ぐこと、スマホを買うことが目的なのか?

・「目的」(まと)と「目標」(しるし)の違いは?
・達成のためには、3つのことを共有する「目的」「役割」「価値観」

・ボランティア=語源は火山。やりたくて仕方ない。衝動
⇒目的の明確化が必要

・現在と未来しかないと説得力がない。
・なぜ?を問いかけると「過去」とつながる。
⇒それがモチベーションになる。

ラストは振り返りを記入して終了。

個人にフォーカスできたチームのほうが
プレゼンの共感度は高かった。
抽象的な課題やテーマにとどまってしまったところは、
プレゼンも上滑りした。

情報はあふれるほどにあった。
材料に満ち溢れていた。
何が足りなかったか。

「共感」、そして「過去」だ。

インタビューにおいては、
おそらく何を、じゃなくて、なぜ?
を聞かなければならなかった。

「課題共感」と「未来思考」のトレードオフ。

ここ5年間。
地域系のワークショップで、
僕がずっと課題に思っていること。

当事者意識を高めるためには、
「課題共感」が大切なのだけど、
当事者自身の話を聞いてしまうと、
「未来思考」ができなくなる。

かといって、
現状から未来をイメージするだけでは、
「そういうの、あったらいいよね」という
当事者不在の、実現性のない、机上の空論に
なってしまう。

実現性という意味では、大学生×(かける)という
フレームワークをやっても面白いかなと思った。

僕の収穫は、
「過去」というリアルが大切なんだ、と確認できた。

人は「過去」に共感するんだな。
よくいう、企業にも「物語」が必要だというのはそういうことなのかもしれない。

ツルハシブックスの店員サムライ合宿も
スタートは「過去」だ。
「心を開く」「共感」フェーズを経て、
未来を考え、現在と未来のギャップをプランに落としていく。
それかもしれない。

「過去」からスタートする。
自分たちの「過去」とまちの「過去」。

そこから未来を見ている人、作っている人の
活動しているプレイヤーたちの声を聴く。
それはたぶん「未来」への材料だ。

そこから未来をイメージする。
このときに大切なのは具体的な人を思い浮かべることだ。

その「人」を思い浮かべるためには、
おそらくはヒアリング時のリアルな声への共感が
必要になってくる。
何をやっているか、じゃなくてなぜやっているか?だ。
それを「過去」というのだけど。
そして自分自身の「過去」も未来の材料になる。

そうして描いた未来と現在とのギャップを埋める
「プラン」を考える。
それなら、共感できるかもしれない。

僕の学びは、
「共感」とは「過去」なのだということ。

そして過去こそがモチベーションの源泉なのだ。
「昔はよかった」それもモチベーションの源泉になる、ということだ。

もう一度やりたい。
また考えようっと。

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Posted by ニシダタクジ at 07:50│Comments(0)学び
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