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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2016年09月21日

コンセプトが拓く未来

サザコーヒー2日目。

事前課題での
「お気に入りのカフェの魅力」について語る。
やっぱり「好き」を語ると雰囲気がよくなる。

あらためてシートで言語化した後に
実際にカフェに行ってコーヒーを飲む。
メモがたくさん。

このあいだ、
待ちだったので、
「星野リゾートの事件簿」を読み終わる。

圧倒的リゾートの秘密は、
ひとりひとりが「考えている」ことにあった。

象徴的なのは、トマムリゾートの
雲海テラスを生み出したゴンドラ部門。
ひとりひとりが考え、
素人がカフェの練習をして、開業にこぎつけた。

星野リゾートでは、企業再生の際に、
まず、コンセプト委員会が開かれて、
コンセプトが決められる。

コンセプトづくりとは、
どんなお客様に対して、
どんなサービスを提供するか、を明確にする作業。
である。

逆に言えば、星野社長の仕事は、
この時点で半分は終わっていると言える。

あとは社員ひとりひとりが考え、
コンセプトを頼りに事業をつくっていく。
コンセプトが基本にすれば、
やることは決まっていく。
これ、今回のお題である新店舗提案でもそうだなと。

午後。
魅力的なカフェ的空間の役割とは。
ワークショップ。

冒頭になぜワークショップか?という話。

先の見えない時代に、
新しい方法を生み出すのは、場の力である、という前提。

そしてその上で場の力を高めるのは、
「対話(ダイアログ)」であるということ。
「会話(カンバセーション)」と「議論(ディスカッション)」と
比較しながら、「ダイアログ」について説明。

そしてワークショップ
カフェ的空間の役割について付箋を貼っていく。

そして、今回の目玉というか新しい試み
カップデザインワーク。

紙カップのデザインをして、
実際に紙カップに貼り、プレゼンテーションして
代表を決める。

1つのチームのプレゼンを聞いていて、
トリハダが立った。

なんと4人ともが同じようなデザインを
つくってきたのだ。

キーワードは「つながっている」ということ。
コーヒーを飲むことは世界につながっているのだという
メッセージ。

紙カップに思いを詰め込む。
それは、言葉じゃなく、絵の力で。

そんなのに気づいたとき、
人はまたその会社のファンになるのかもしれない。

なかなか素敵なワークを手に入れた気がして、
ちょっとうれしくなった。

お店の新しい未来も、
リピーターも、
コンセプトとその具現化が切り拓く。

さあ。
コメタクは、どうしようか?
ツルハシブックスはどうしようか?

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Posted by ニシダタクジ at 07:26│Comments(0)日記
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