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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2017年03月25日

The great teacher inspires.

日本経済新聞社主催の
大学改革シンポジウム
改革はどこまで進んだか?

ノーベル生理学・医学賞の大隅良典・東京工業大学栄誉教授に
聞き手、池上彰さん(同じく東工大特命教授という豪華な対談から始まり、

関西学院大学の村田学長
芝浦工業大学の村上学長
(株)ワークスアプリケーションズの牧野CEO
のパネルディスカッション。

あんなに熱いシンポジウムは
ここ10年記憶がないくらいの熱気。
パネルディスカッションがディスカッションになってたし。

ということで、少しメモを。

~~~以下対談メモ

新しい学問には権威がないから、自由な発想が受け入れられやすい

1人の研究より共同研究。
違う方法論でアプローチしてくれる人がいるという価値

異質な存在があってこその発見。

役に立つとは何か?
2.3年後に企業で役に立つことか?
20.30年後に役に立つ、かもしれないか?

28年前にはガンの研究の役に立つなんて思っていなかった。

役に立つという概念を社会がもうちょっと考える。
短期的に役に立つか立たないかの二軸で判断していいのか?

科学は文化になってほしい。
役に立つか立たないかという視点で評価しないでほしい。

サイエンスを文化として楽しもう

~~~以上対談メモ

いいですね。
まずは大隅先生から「役に立つ」ということへの問いがなげかけられる。

役に立つか立たないか?
という視点を短期的なものとしてとらえすぎていないか?

そうそう。
「効率的」なことを重視しすぎていないか?

昨日のブログで書いた没頭する、っていう
堀江さんの言葉を思い出した。

そして、さらにシビれたのは、パネルディスカッション。

▽▽▽ここからパネルのメモ

何を教えたか、ではなく、何を学んだか。

卒論は最高のアクティブラーニングだ

The great teacher inspires.
偉大な教師は学びの心に火を灯す。

知識ではなく、行動力、態度、価値観。

大学が単なるラベルであった時代には遊んでいてもよかった。
しかしこれからは主体性と多様性とコラボレーションの時代だから、
大学名に関わらず、やらないと。

高校までは文科省の検定済の教科書で学んできた。
それはだいたい正しいことが書いてある。
しかし、大学で研究されていることは最先端だから、
間違っているかもしれない。
だから、鵜呑みにせずにクリティカルシンキングしないと。

って言ったら、池上彰先生に苦情
クリティカルシンキングが大事だ、を
あまりに素直に受け取りすぎだよ。(笑)

コミットメントするということ。
期限を決めて、全力でやるということ。

教育と研究の関係。
研究で知った喜びを、熱を伝達していく。
それがインスパイアを呼ぶ。

よい研究者は、よい教育者だ。熱を伝えられるから。
研究してなければ、教育はできない。

△△△ここまでパネルメモ

うんうん。
特に芝浦工業大学の村上学長の言った
The great teacher inspires.

教員も職員も学生もgreat teacher
を目指していくというのが芝浦イズムだという。

気になったので、検索した。
この言葉は、
ウイリアム・アーサー・ワード(William Arthur Ward, 1921-1994)が言った

The mediocre teacher tells.
The good teacher explains.
The superior teacher demonstrates.
The great teacher inspires.

凡庸な教師はただしゃべる
よい教師は説明する
すぐれた教師は自らやってみせる
偉大な教師は心に火を灯す

だったことを知る。
なるほど。

インスパイア。

それかもな。
堀江さんの言う「没頭する」の
前段階にある、「衝動」を起こさせる何か。

それをgreat teacher と呼ぶのだろうと。

だとすると、
それは「誰か」じゃなくて、
「何か」であるかもしれないなと。

2008年、ナカムラノリカズくんと一緒にやっていた
起業家留学プログラムの研修を思い出した。

心に火を灯す。

彼の司会や、ほかの研修生とつくる場のチカラが
宮澤くんたちの心に火を灯すのを目の前で見た。

インターンシップに必要なのは、
きっとそういうことなのだろう。
インスパイア。
それこそが必須の条件だ。

それは、受け入れ先の企業の人、
プログラムの設計、そして場のチカラ。
この3つが必要なのだろうと思った。

インスパイアなきインターンは今すぐに
やめたほうがいいと思った。

そして、インターンをはじめ、
学校外で、地域で、あるいは外国で何かやってみるというのは、
「インスパイア」を得るための機会なのかもしれないと思った。

いや、そもそも。
The great teacher inspires.

を逆から読んでみると、
インスパイアさせるものが偉大な教師である、
とするならば、

「機会」そのものが偉大な教師なのではないか。
という仮説ができる。

それだ、と思った。

僕が本屋をやったのも、
地下にハックツをつくったのも、
劇団員というシステムをつくったのも、
そこに「インスパイア」の機会が生まれるからなのではないか。
「心に火が灯る」瞬間が生まれるからではないか。

great teacher とは、機会であり、場であり、コミュニティなのではないか。

きっとこれからも、
それをやっていくのだろう。

たった一言で「インスパイア」は起こる。

僕にとって、昨日のシンポジウムの場はそんな機会となりました。
ありがとうございました。

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Posted by ニシダタクジ at 08:11│Comments(0)学び
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