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ニシダタクジ
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 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2017年04月13日

「その日暮らし」の豊かさ


「その日暮らしの人類学」(小川さやか 光文社新書)

次はこの本。
なんだか流れがいい気がする。(笑)

アマゾンの奥地に住む狩猟採集民「ピダハン」には、
現代人の常識とされていたことがほとんど行われていない。
いわゆる「進化のプロセス」を踏んでいない。

~~~ここから一部引用

芸術作品どころか、道具類もほとんどつくらない。
物を加工することがあっても、長く持たせる手間はかけない。

肉の塩漬けや燻製といった保存食もつくらず、
食べられるときには食べつくし、ときには何日も食べない。

熟睡しない代わりにいつでもどこでも転寝をする。
人類学者が好んで調査してきた、
儀礼らしき行為も存在しない。
葬式や結婚式、通過儀礼もない。
創世神話も口頭伝承もない。
曽祖父母やいとこの概念も存在しない。

それどころか彼らの言語には、
ありがとうやこんにちはなどの「交感的言語」も
右左の概念も、数の概念も色の名前もない。

それは、「ピダハン」(みすず書房)著者のエヴァレットによると
「直接体験の原則」があるからだという。

ピダハンは実際に見たり体験したことのない事柄
~わたしたちが「過去」や「未来」と位置付ける事象や
伝説・空想の世界~に言及しないし、そもそも関心を示さない。

そして価値を抽象的な言葉で置き換えることをしない。
ある場面では右は「川の水が流れてくる場所」で
左は「川の水が流れていく場所」かもしれない。

ピダハンのほとんどの関心が
「現在」に向けられており、
それゆえ彼らが「現在」をあるがままに生きている。

彼らは直接体験したことがない他の文化に
興味がなく、自分たちの文化と生き方こそが
最高だと思っており、それ以外の価値観と
同化することに関心がない。

彼らはよく笑う、自身に降りかかってきた不幸を笑う、
過酷な運命をたんたんと受け入れる。
未来を思い悩む私たちに比べて、
何やら自信と余裕がある。

かれらは他人に貸しをつくらないし、
他人に負い目を感じることもない。
彼らにとって1日1日を生き抜くために必要なのは、
直接体験に基づ自身の「力」だけである。

~~~ここまで一部引用

なるほど。

いまを生きるってそういうことなのかもしれないね。
人と比べない。
未来に思い悩まない。

未来を予測する最良の方法は
自ら未来を発明することだ。

というアランケイの言葉を思い出した。

さて、読み進めてみようっと。

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Posted by ニシダタクジ at 07:56│Comments(0)
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