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ニシダタクジ
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 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2017年06月21日

自信とは、「やったことがある」ということ

人は、他者評価という檻の中にいると、
チャレンジすることを忘れていく。

チャレンジするということは
失敗するということだからだ。

学校も、会社も、
「目的の遂行」や「効率的な運営」のために、
他者からの評価を前提としたシステムをつくっている。

そんなシステムに
子どもたちを放り込んでおきながら、

個人に対して、
「チャレンジしろ」と半ば強制するのは、
完全にダブルバインドだ。
(ダブルマインド:2つのレベルの相反するメッセージを言われること)

僕も、28歳まで、
他者評価の檻の中にいた。

まきどき村を始めていたのに、
すでに、中学校3年生に出会い、
NPO法人を立ち上げていたのに、

友達の結婚式の二次会に行って
「お前、いま、何やってんの?」
って言われるのが苦痛だった。

「畑やってる。」
「なにそれ。面白そうじゃん。相変わらず自由でいいね。」

三次会には行かず、
家に帰って、なぜか凹んでた。

「俺にも、土日休みの人生があったんじゃないか。」
って、大学4年生の時の「就職しない」っていう
選択を、少しだけ後悔してた。

それは28歳のとき、突然外れた。
自分にはこの人生しかなかった。
と思えるようになった。

あのとき、僕は他者評価の檻から脱出した。
「世間」という小さな藩から脱藩した。
しかし、それは、そんなに簡単ではないだろう。

他者評価の檻を脱出するために、
どこからアクションすればいいのか。

それは「やってみる」以外にない。

自分の感性を信じて、やってみること。
他者評価を気にせずにアクションすること。
そこからしか道は開けない。

堀江貴文さんが
自信とは、「やったことがある」ということだと
言っていたけど。

まさにそれだと。
自信がなくて始められないというのは
論理的に成り立たない。

だって、自信って、成功体験じゃなくて
やってことがあるってことだから。
はじめてみる以外に方法はないのだ。

そして重要なのは自分で、あるいはチームで
「ふりかえり」をすること。

このチャレンジの意義はなんだったのか?
自分たちで評価をすること。
すべての活動を学びに変換していくこと。

そうやってだんだんと
他者評価の檻から脱出する訓練をするのだ。

檻と言っても、
囚われているのは心だけなのだから
うまくいけば、どこかで外れる。

まずは学校を飛び出して、
何かプロジェクトに参加してみるのが
いいのではないか。

自信とはやったことがある、ということ。
「やってみる」から始まるから。

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Posted by ニシダタクジ at 05:34│Comments(0)思い
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