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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2017年09月27日

本屋ゼミ、始めます

八戸で出会った大学3年生に
盛岡のORIORIでおすすめ本を紹介した。

これから就活なので、読んでおいたほうがいい本。
浮かんだのは、クランボルツ博士のキャリアドリフトと
西村佳哲さんの「自分をいかして生きる」

そして、言われたのが
定期的に紹介してほしいのだという。
近くにいたら、いくらでもやるのだけど。
関西から来ていたので。

ちょっと待てよ。
定期的に本を紹介する?
大学生向けに?
それ、いますぐできるじゃん。
ブログ上でもできる。

ということで、本屋ゼミ、始めますよ。
サブタイトルは「本と人と旅から始まるリベラルアーツ」
とかにしようかな。
旅していくの、全国。
名付けて、「旅する本屋ゼミ」。

うん、いい。
川喜田二郎先生の「移動大学」の
めっちゃ小さいバージョン。

テーマを決めないとな。

「自由」
「学び」
「対話」
「世界」
「自分」

「はたらく」
「くらす」
「食べる」
「つくる」

とか。
10個目思い浮かばない。
誰か、いいテーマがありましたら、募集します。

って考えつつ、過去のブログの本の紹介見てたら、
http://hero.niiblo.jp/e485015.html
パスを受ける準備はできているか?
(2017.6.9)

~~~「せいめいのはなし」より引用

サッカーやラグビーのようなボールゲームには
太古的な起源があると思うんです。よくできている。
人間が営むべき基本的社会活動の原初的な構造を持っています。

与えられたものは次に渡さなければならず、
渡すときにできるだけ多様な形の、自由で、
ファンタスティックで、予想を裏切るようなパスを
しなくてはいけない。

ボールをもらったらワンタッチで次にパスしなければいけない。
だから、パスをもらってから、そこで「次、どうしようかな」
と考えていたら間に合わないのです。

ふだんからずっと考えていなくちゃいけない。
いつもいつも「いまパスをもらったら次にどうパスしようか」
を考えている。

贈り物の受け手がどこにいて、
どんなふうに自分を待っているか、
自分がもらったら遅滞なく次に渡す相手に
あざやかなパスを送ることだけを
日々、考えているような人こそが、
贈与経済の担い手になりうる人だと思うのです。

与える先は、ボールゲームと同じで、
「その人の前にスペースが空いている人」です。
次にパスする選択肢がいちばん多い人。
ボールゲームでは必ずそういう人に向けて、
パスが送られる。

もらったボールを退蔵する人や、
いつも同じコースにしかパスを出さない人の
ところにはボールは回ってこないんです。

そういう点で、
ボールゲームの意義は、人間の経済活動の、というよりも
社会を構成していくときの根本原理が
書き込まれているんじゃないかとぼくは思っているんです。

~~~ここまで引用

うんうん。
やっぱそうだな。
10個目は「おくる」だな。

「ラグビーはなぜ、後ろにしかパスを出せないのか。」
そんな問いを考えてみたい。

そんな感じで、「本屋ゼミ」、始めます

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Posted by ニシダタクジ at 08:18│Comments(0)
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