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ニシダタクジ
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 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2017年10月12日

「共感」、「共有」、「共振」が起こる本屋

「共感」、「共有」、「共振」が起こる本屋
「ラブ、ピース&カンパニー これからの仕事50の視点」(楠本修二郎 日経BP)

心躍るビジネス書に出会いました。
WIRED CAFEなどを手掛ける「カフェ・カンパニー」の社長の本。

「ワイヤード」って
「ワイヤレス」に対応する言葉だったのだと
今さら気がつきました。
ワイヤードカフェ=つながるカフェってことですね。

そして、
この本がとっても素敵なのだけど、
一部だけご紹介。

P64の「13スタイルがコミュニティを創る」より。

~~~ここから抜粋して引用

「カフェのある風景を創ることで、
感性豊かなライフスタイルを創造し、
活き活きとしたコミュニティ型社会を実現する。」
これがカフェ・カンパニーの使命であり、存在意義でとして掲げています。

価値観や趣味性に感じ入ることで人が集まる
‐そこには「共感」があります。

それを相手と分かち合いたくなる
‐「共有」が起こります。

魂が震え、そこから新しいアクションが起こる。
‐これが「共振」です。

共感、共有、共振が生まれる舞台、
それがカフェだと僕は考えています。
コミュニティとは、人の生き様に魂が震えて、
初めて生まれるものです。

僕がライフスタイルという言葉を使うときは、
その人にとっての「生き様」「生き方」という
意味で使っています。
結果として、カフェは訪れた人の生き方に
大なり小なりの影響を及ぼしていきます。

今は、モノはモノとして売れません。モノがきっかけとなって、
人と人とがふれあい、何か共感が生まれたときにモノが売れる。
そういう時代になってきたと思います。

「売り場」から「買い場」へ、
「買い場」から「集い場」へ。
コミュニティ型消費ともいうことができるでしょう。

そしてそこには必ずスタイルへの共感があるのです。

style makes your community

これも、僕たちカフェ・カンパニーが
とても大切にしている言葉です。

スタイルなきところに共感は生まれず、
共感なきところにコミュニティは生まれません。
そして、そこから起こる共振、
魂の震えるアクションによってこそ、
新しい価値が生まれます。

~~~ここまで抜粋して引用

うわ~。
そうです、そうです。
そういう店をやりたいんです!

この4ページだけで、
この本を買う価値があるのではないかと。

共感、共有、共振。

それには頭で考えるだけじゃなくて、
心で感じないといけないのだなと。

スタイル=生き様、生き方。

バイブレーションが起こるような、
人生を生き、場をつくり、新しい価値とアクションを起こしていきたい。
それが、お店の使命です。

僕がやりたい本屋は、
実は機能としては、カフェなのだと思っていたけど。
http://hero.niiblo.jp/e208716.html
(2012.10.28)

それがより言語化されたように思います。

「共感」、「共有」、「共振」が起こる本屋。
そんなの、あなたも始めませんか。

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Posted by ニシダタクジ at 08:10│Comments(0)
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