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ニシダタクジ
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 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2018年02月09日

「向き合わない」で「パラレル」につくる

ついつい、「多数派」とか「権威のあるもの」とかに挑んでしまう。
「経済至上主義社会」とか「学校」とか。

「本の処方箋」の価値は、
「人の悩み」に対して「向き合わない」ということだと思う。

話を聞いているとき、
僕の意識の半分は、本棚のほうを向いている。
どんな本がいいのかなあと
感性が発動している感じだ。

そして
1 ストレートで悩みに直結する本
2 変化球で悩みにアプローチする本
3 話と全然関係ないけど思いついた本
を提案する。

そっか。
「向き合わない」「対抗しない」って大事かも、と。

僕がいま大学生に一番伝えたいことは、

「就職」も「インターン」も
「旅をする」のも、「本を読む」のも、
「学びの場の選択」に過ぎないっていうこと。
個人戦か、団体戦かの違いはあるけど。

そしてそのひとつひとつのプロジェクトは、
「小さな船」のようなもので、
その船のコンパス(価値観・バリュー)を共有して、
行き先(ビジョン)を決めて、
乗組員と顧客の幸せ(ミッション)を果たしながら進んでいく。
そんな小さな船の航海のようなものだと思う。

だとすると、
挑まなくてもいいのかもしれないなって思った。

批判はしない。
パラレル(並行)に走る船を作ればいいのだ。

正確に言うと、その海は3次元空間(もしかしたら4次元)
を漂っているので、並行していないかもしれないが。

いよいよ。
2002年から、というか
たぶん大学時代に、教育学部の自主ゼミに
出た時からの思い。
思考停止こそが不幸の源泉であり、
考え続けることこそが希望である。

そして、「学校」というシステムは、
「効率化」のために
「思考停止」することを良しとするシステムなんだって。

まあ。
それは、それとして。

江戸時代にも、
藩校に対して、私塾があったように。

公立学校や仕組化された「学校」に挑む、
就活のシステムや形骸化されたインターンに挑む、
のではなくて、

パラレルにつくるんだ。
もうひとつの選択肢を。

たとえばそれは、本屋さんの形をしている、
パラレルでオルタナティブな学びの場
をたくさん作っていったらいいんじゃないかなって。

向き合わないし、挑まない。
「職場」も「学校」も、
そのひとつに過ぎないのだから。

そんな船旅に、たくさんの自分の分身を
載せていくような、

そんな感覚になれたら楽しいかもなと
いろいろ妄想してみた。

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Posted by ニシダタクジ at 08:33│Comments(0)思い
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