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ニシダタクジ
ニシダタクジ
 ツルハシブックス劇団員。大学在学中、「20代サミットメーリングリスト」に出会い、東京王子「狐の木」に育てられました。豊かさとは、人生とは何か?を求め、農家めぐりの旅を続け、たどり着いたのは、「とにかく自分でやってみる。」ということでした。
 10代~20代に「問い」が生まれるコミュニケーションの場と機会を提供したいと考えています。



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2018年03月08日

「信念」よりも「迷い」があるほうが価値


Tsukuba Place Labの「Lab対談 vol.11 場を編み、場を育む」
に行ってきました。

藤本遼さん、江本珠理さんを招いての
堀下さんのトーク炸裂。
みんな1990年生まれ。
時代の最先端だわ~、とシビれてました。

~~~ここからメモ

藤本さんの原点。
小2の図工の授業で先生から
「これは人の顔の色じゃない。やり直し」
と言われた時の憤り。

正しさは何によって正当化されるのか?
という問いが生まれた。
1つの方向に収斂されていくのなら
少数派はどうやって生きていくのか。
小さき声は無視されるのか。

1問いかけ
2編集・組み合わせ
3遊び
4余白

問いかけることで主体性が生まれる。
問うことで皆が当事者になる。

ゴールを達成するより
プロセスを楽しむほうが価値があるんじゃないか。

完璧を求めない。
ひとりで背負わない。
委ねること。

完璧じゃないことを見せること。
委ねると想定外が起こる。それを楽しむこと。

余白=委ねるデザイン

イベントでも顧客にどう思いを伝えるか?
を考えつくすから人が集まる。
人を集めることそのものは価値ではない。

ワークショップ型で作り上げていくイベントは、
企画書で書いたよりも面白くなる。
ワークショップでアイデアが出て、
企画が次々生まれていくから。

主体性の演出、それはそのままプロセスまるごと価値にすることだ。

ひとりでできるなら関われない。
できないことがあるから協働できる。
かかわる中でお互いが変わっていく。

~~~ここまでメモ

なんというかね。
「ワークショップマインド」というか、
「参加のデザイン」というか、
そういうのを見せてもらったなあと。

藤本さんのプロジェクトには、

1問いかけ
2編集・組み合わせ
3遊び
4余白

これが全部あるんだよね。
いちばん面白いと言っていた、
「ミーツ・ザ・福祉」
http://meetsthefukushi.strikingly.com/

の話とか特にそうだったなと。

行政が定期的にやっていた
いわゆる「福祉まつり」的なやつを
事業提案して、ワークショップスタイルに
するのだけど、

その時のプレゼンも、
「この企画書に書いてあるより面白くなります。」
って言い切っているとか面白い。

いや、ワークショップってそういうことだよなと。
「出力が予想できない」ということ。
入力以上の出力が出るということ。

ひとりひとりの思いや悩みを引き出し、
「ミーツ・ザ・福祉」にそれぞれにとっての「価値」を
埋め込んでいく。

だからこそ。
かかわった人が、周りの人にオススメして、
たくさんの人が来場する。

行政がやっていた時の祭りは、「お客」も「価値」も不在だ。
(いるのかもしれないけど、少なくともチラシには明記されていない)

イベントひとつとっても、「価値」を埋め込んでいく。
「この人に来てほしい」という人に声をかける。
そうやって、イベント自身が
どんな「価値」を生んだのか、振り返る。
そうやって、自分自身の価値をつくっていくのだろうなと。

ていねいに、価値を紡いでいくことで、
真の意味で「人と人がつながる」っていうことになっていくんだなと思った。

そして、昨日の一番のハイライトは、
おかみこと江本珠理さんが言っていた、

おかみの旅。

おかみになる前に、自腹で旅をしていた時のこと。

ゲストハウスでおかみをやることを話しながら
こういうのいいと思うんですが、どう思いますか?
と対話を続けていた。

むしろそれが「参加のデザイン」だったのかも。
自分のやっていることを信じきれなくてもいい。
それを素直に出せばいい。

信念が人を集める時代は終わったのだ。
「迷い」こそが人を参加者、当事者にする。


「ファンベース」(佐藤尚之 ちくま新書)
を今読んでいるのだけど、

顧客をファンにし、
信頼を得ていくための最初の部分って

「正直であること」
なのかもしれないなと。

http://hero.niiblo.jp/e484384.html
「市場の倫理、統治の倫理」(18.3.27)

一番大切なのは、
信念を持つこと。
目標を明確にすること。

ではないのだ。

正直であること。
不安を抱えていると認めること。

お客さんと向き合うのではなく、
横に座って、どう思いますか?と
話しかけること。

これからの価値は、
「パートナーシップ」を結ぶこと
「ワークショップマインド」を持ちながら、
当事者意識を高め、
インプットをはるかに凌ぐアウトプットを出していくこと。

ひとりひとりが自ら問い、考え、
自分の役を演じること。
そのプロセスそのものを楽しむこと。

そんな社会をつくっていくため必要なのは、

「信念を持つこと」ではなくて
「迷いがあること」、そしてそれを語ること
なのではないだろうか。

とても素敵な気づきをもらいました。
ありがとうございました。

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Posted by ニシダタクジ at 08:05│Comments(0)学び
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